浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が住宅設計30年100件以上のスキルや経験を、建築や不動産、資金計画など発信しています。バイヤーズエージェントとしても活躍中!

<ファミリーライブラリーのある家> 第1回

WRITER
 
nanomachi.co.ltd
この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

 

小さい子供さんが3人いるご家族が、今回の住まい手さん。
一番上のしっかりもののお姉ちゃんが、新一年生になった今年中に
住まいが完成予定です。

 

今回は外観模型をご紹介します。

nanomachi.co.ltd

今回の計画では、子供たちの成長が家づくりの一番のポイントに
なります。
子供たちが大きくなるまで世代を渡って使えて、家族の存在がいつも
感じられる空間を作ってみたいというのが、今回のテーマ。
そして子供たちが巣立って行った後も夫婦で多目的に使える場所である事。

これを解決するために、1階ダイニング周りにデスク、そして
1階のダイニングと縦の空間で繋がる2階にファミリーライブラリー
を提案しました。

詳しくお話ししますと、、、

子供たちが小さい時は、ダイニングテーブルが勉強机代わりですよね。
このテーブルで勉強を見てあげる時間帯を考えると、夕食時などに重なり
食事の用意をしようとしてもテーブルが片付かない。
スッキリとしたダイニングテーブルにするには・・・別にあればいい訳で、

ダイニングテーブルのチェアを挟んだ反対側に500×1800のデスクを
新たに設置しました。 場所はダイニングとリビングの間。

『リビングとダイニングの間』と言うのは結構意味があります。

ダイニングに座っている子供たちは、くるっと反対を向くだけ。
そこにデスクがあります。
利点は、ノートなどを出したままに出来るのです(笑)
で、食事の際は反対を向くだけ。 これすごく楽ちんと思いませんか?

くるっと、くるっとです。(笑)

これだと両親が勉強を見てあげる際、対面のリビング側から見て
あげればよいのです。 子供たちが横に二人並んでも楽ちん。

このデスクは子供達だけのものでもありません。
大人だってデスクの上にノートPCを出したままに出来る。
調べ物があって、テーブルに出しっぱなしだってOK。(笑)

こんなテーブル、一家に1つあると助かること請け合いですよね!

 

こんなふざけたことを言っているように見えますが、
子供たちといえどいつまでも低学年ではないですよね。

大きくなれば勉強スペースが必要になります。
そこで、
ダイニング吹き抜け上に繋がる場所(ここがポイント。孤立しないけど
話し声が聞こえる程度のプライバシーの取れる場所)に、家族皆が使える
スペースとして ファミリーライブラリーとして作りました。

2階ファミリーライブラリーのイメージパース

nanomachi.co.ltd

ここで大きくなった子供達から順に入り、勉強スペースと
しようと言う訳です。

実はここ、私なりにこだわってまして。

まず、視線が前と後ろに抜けています。
正面は植樹の緑が目に入り、その向こうに遠くの景色が望めます。
ソファの後ろは隣家がありますが、この家が平家になっていて、
丁度屋根越しにここからの眺めもしっかりとれますし、
心地よい風もここへ通り抜けるのです。

天井の高さはゆったりの3.5Mをとりました。
子供たちが最大3人座っても大丈夫です。

ここは普通の部屋とは違い、縦に筒の様に広がる空間です。
上部には窓があり、ここから光が降り注ぎます。
また、隣接するロフトとも窓で繋がりもあります。

さて、
子供たちが成人し、独立した後はこのスペースはどうなるのか

大丈夫、御主人と奥様の書斎となる予定です。
ここならデスクトップPCが数台おけますよね(笑)

20年後もしっかり使えるライブラリー。
ちょっと出来上がりが楽しみではないですか?

 

浅野勝義/奈の町

 

この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です