奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

あの空間が・・・今は(その1)

 
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母と暮らした空き家を再生する家

改装中の古民家ですが、解体後の現在の様子を御紹介します。
今回は、
この住まいが完成するまでその経過を追うような形で進めてみようと思います。
この住まいは四間取りの和室と通り土間、広い台所に納戸が2間あります。
和室の縁側続きで更に奥の別棟に繋がっています。
今回は縁側を除く母屋の改修に絞りました。
今回紹介します場所は、以前の台所。
計画ではリビングダイニングとなる所です。




中央にでーんとタイル貼りのかまどがあります。
よく見ますとかまどの上が白く汚れています。
上を見ますと・・・



天井の煙突周辺から雨漏りの後が・・・!!
外で雨が降ると、天井から雨が降ってくるのでかまどでは
料理が出来ません(既に使っていませんが)。
といいますか、雨漏りで足元がビシャビシャになるのです。
そう、台所がビシャビシャになるのです。


さて、その原因となる大屋根に登りました。
煙突周りの瓦はずれ落ち、この辺り一面の瓦もずれて土が顔を出しています。
そりゃあ、雨も漏りますわな。
早速応急処置で瓦を寄せ、コーキング処理をすることでとりあえず対応します。




天井の写真でも分かりますように、台所は大空間の吹き抜けとなっていて、
上手く改装すればいい感じの空間になってくれそうな予感あり。



現在の様子ですが、
既にかまどとその煙突はなく、痛んでいた屋根も撤去が済んでいます。
そして新たに軽い材料を使って屋根を造り変えました。



写真を見て頂くと、新しい屋根が一部出来上がっているのが分かると
思います。 ここにはトップライトもあります。
写真右手の明るい屋根部分も屋根を葺きます。
ちなみにこの吹抜けには後日新たな煙突が入ります。(笑)
また、
以前はありませんでしたが、新しい計画では吹き抜け空間の上部と
2階部分が繋がります。
その繋がるところからみた雰囲気はこんな感じ。



正面に足場板が敷かれていて、ここを職人さんが行き来する訳ですが、
実は完成時もこの様な橋が架かります。(このままじゃないですよ)
橋の奥には壁面いっぱいのオープン棚(書棚)が設置されます。
ここはリビングと2階が繋がるブリッジなのです。
愉しそうでしょ。
この写真の左手にも屋根裏(部屋)があります。
そしてこの続きは次回に。

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