奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

ちょっと驚きの気密試験

 
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少し曇りがちの大池




9日にお楽しみの気密試験を行いました。
いつもほぼ一日かけての気密試験なので、スケジュールを
しっかり空け、気合十分で臨みます。
と、言いますか、「まあ長丁場だから気楽にいこうか」
気分で現地に到着。
今回は私の勧めもあって、住まい手さん奥さんも参加されました。
到着してからしばし後、
「そろそろ始めましょうか」
という検査員さんのスタートで気密検査を始めました。
その一回目の検査結果は、
「今までの施工精度はいったいなんだったんだ! 」
と言う程の数値が出たのです・・・





検査後の総相当隙間面積は、79cm2。
気密性能の算定数値は、
  なんと、0.63cm/m2 !!
私の合格ラインである、0.8cm2/m2を一回目にしてクリアー
しているのです!
経験上、1回目などは全く数値に及ばず、まあこれからがんばり
ましょかというのが常なのですが・・・今回はそれがない・・・
ひねくれものの私ですので、いま一つその検査結果に納得できず、
再度の気密検査を私から注文しました。
では、ということで、二度目の検査を行います。
・・・結果は、0.47cm2/m2という
更に驚愕の数値が出る結果となりました。
この数字は、家一軒丸ごとで見て、外部に面する全ての隙間を
合わせて59cm2ですから、たった8cmx8cmの大きさより小さい
穴しか開いていないということです。
うーむ、これは凄い!



始まってまもなくで、この大きなイベントが終了してしまい、
私としてはすこし拍子抜けしてしまいました。
その後しっかり監理が出来ましたから結果オーライなんです
けどね。

内部空間




今までご一緒に施工した工務店さんがこの数値(0.5cm2/m2)を
知れば、のけ反ってしまうほどの衝撃でしょうね。
それほど大変なんです、私の合格ラインの0.8cm2/m2が。
素直に素晴らしい施工会社の仕事と精度だといえます。
ご苦労様でした。
ちなみにこの施工会社は、普段より気密を意識して施工して
いましたが、気密試験は初めてだとの事です。
この数値が室内の冷暖房に大きく付与してくれることは
間違いないでしょう。
住まい手さんにとっては文句なしの結果でした。
さて、性能を求めることは、構造と気密断熱まで。
あとは気持ちよい空間になるための内装となります。
実はこれからが私の一番のこだわり。
(あくまで性能は必要条件の一つでしかありませんから)
楽しみは、まだまだこれからです。

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