奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

どこに使うのコレ?

 
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土間のある家

ここ数日来、暖かい日が続いています。
二月だというのに…一番寒い二月だというのに…一体??
現場は断熱工事を終え、内部の造作・下地工事へとグッと
変化しています。
気がつけば大工さんが五人も入っている…
そりゃあ早いはずだ。
さて、今日もお邪魔する早々大工さんが加工をしています。




気になるので何を造っているのかと近づいてみると…

その造作材料はこれ。




これは一体何かと言いますと、天井の見切りです。
天井の見切りと言っても分かりませんよね~。
この写真をひっくり返しますとその形が見えてきます。



実はこの材料、天井と上部へ繋がる壁が突き合わせするコーナー材、
いわゆる出隅の廻縁(専門用語でスミマセン)なのです。
どの様に取り付けるのかと言いますと、イメージしてくださいね。
左側から溝に天井ボードが嵌ります。
上から吹き抜けの壁などがこの溝に嵌ります。
そして右側および下側が室内から見える部分になるのです。
まあ、細かい加工ですよね。
今回の材料はヒノキを使いました。
外壁に使う材料では一部焼き杉を使います。
うち(奈の町)その下地材としてモイスを使います。
モイスは不燃材であるだけでなく、耐力壁としても使えます。
まだあります。
曲げにも強く、通気性を持っていて、素材がパーミキュライト言う
自然素材ときたもんだ!!
まぁ、価格が高いところは御愛嬌という事で。
(実はこれが一番問題なんだけどネ)
今回は入荷待ちが最大の難題でした。
やっと入荷したMOISS(モイス)。待ってたぜ―!



ここに使われる釘なのですが、
そのピッチとサイズがきっちりと決められています。
外周部は200mm、内部は300mmと。



今回はその釘なんだけど、これもきっちり決まっていて、
N50という 50mmの長さを持つ釘と決まっています。
でも釘って打ってしまえばどんなのが打たれたのか分かりませんよね。
ところが写真を見てると、くぎの頭になんと!!

“50”の文字が!!




これなら見ただけで50mmという事が分かります。
一般の方が見ても指定通りの釘が使われているのが分かるように
なっているのですね。
皆さんも機会があったら釘の頭を見て下さい。
案外おもしろい発見があるかも?

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