浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が30年100件以上のスキルや経験を、住まいの選択でお悩みの方へ、建築や不動産、資金計画など幅広く発信しているblogです。

リフォーム工事が始まりました

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薪ストーブを囲んでゆっくりと暮らす家

ここ最近はずっと新築工事ばかりで進めてきましたが
今回、久しぶりのリフォーム工事となりました。
この住まいのリフォーム主旨は下の二つ。
1.暮らしやすさの改善と気持ちいい空間へ
2.薪ストーブを見てゆっくり暮らす・・・ええ、今度は薪ストーブです。
住まい手さんの年齢層は、私と同年代のご夫婦でお二人とも
仲が良くて人柄も気持ちのいい住まい手さん。
で、意気投合して設計スタートとなりました。
御主人の後輩がされている工務店さんとの建築工事契約も
無事終わり、四月の初めから解体工事の着手が始まりました。
現在の建物で家族が住みながらのリフォームですから
工事は大きく2期に分けて住まい手が移動する方法を
とりました。
この家は一般の住宅が2棟+αの広さを持つ住宅。
まあ、大きな家ですから別々に分けて、住まい手が移動
しながら工事が出来るなんてこともありな訳で。
現場はLDK周辺ブロックと各部屋ブロックの内、後者から
解体工事に着手しました。
こちらのブロックは築40年の建物。
2階の内部の間仕切りをはずすと・・・明るくすっきりした大空間が
出て来ます。



以前の2階の様子はこんな感じ







窓は大きいのですが、木製建具にシングルガラス、建具の隙間から
冷たい風が入ります。(ここも改善の対象)
この建物は2棟+αの中でも一番古く、築40年ほどが経っており、
間仕切りを含め土壁で出来ています。
出来るだけ壁を残して解体を行います。
そして耐震補強も。
2階部分としては、梁と柱、そして小屋梁の4面を剛にする
必要があります。
1階部分は土台と柱、そして2階床梁に当たります。
耐震補強の様子はまた後日にて。
天井を見上げると、屋根の野地が良く見えます。
横に長い桟が掛かっているのが母屋。
1Mピッチ程度で並んでいる材ですね。



それに直行している桟が垂木です。
ちょっとピッチが荒いと感じますが、それは置いといて、
隙間が開いた板が張られていますね。
これが野地(板)。直行する板の上に土を乗せて瓦が敷かれ
ています。 
屋根の上に土を載せて瓦を敷くということは、どうしても
屋根が重たい建物になりますね。
重心が高いと言うことは揺れも大きいということ。
ですから耐震性をしっかり上げておきます。
1階部の和室だったところです。
ここも耐震補強した上に改装を行います。



そう、それと断熱をしなければ。
この住まいは床下と小屋を含む天井に断熱材がない。
おまけに小屋の中に通気口もない・・・こりゃ暑いわ。
今回は断熱も改修目的の一つです。
1階と2階の間にある床が取り払われているところ。
なんかスッキリー! っていう感じ。



いまはがらんどうなんですが、リフォームが済んでみると、
全く違った雰囲気になるから不思議です。

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