奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

リフォーム後の建具調整

 
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80年の時間を守る家

昨日までの降りそうで降らない雨。
ムシムシしているのは確かに梅雨なのですが。
今日は朝から雨。
うれしいというのかな・・・
現場の住まいの玄関に咲く紫陽花は、凄い勢いで大きくなり、
大輪の花を咲かせ始めました。
先日まで紫陽花があったことも気づかなかったのですよ。







今日は以前にはめ込まれていた木製建具を戻した際にサイズが変わって
しまったものをどのように対処するのかを決めました。


既存の敷居を捻りや反りを補正するために削っていること、そして
床高さの調整も行いました。
また差し鴨居や鴨居の垂も今回補正しました。
今まで歪んでいた場所に入っている建具は、敷居や鴨居が水平になる
ことで、収まりが悪くなります。
寸法の足りないものは継ぎ足しが必要ですし、出ている部分は削りが
必要になります。 今回はそのほとんどの建具の下場に継ぎ足しをする
ことで調整を行うこととなりました。

さて、現場の様子です。




縁側の全体が分かるようになりました。
広く明るい中庭になったことと、手前(職人さんが座っているところ)の開口部は
通り抜け土間の出口になります。
以前まではここに建物が建っていたので、視線の通り抜けはありませんでした。

通り抜け




一番奥が玄関です。 
通り抜け奥に見える紫陽花がとっても綺麗です。
奥に立っているのは大工さんで、ちょうど玄関ドアをやりかえる為に以前の敷居を
撤去とともに鴨居の溝を掘り直しの作業に掛ってくれています。
私も見直してみて驚きましたが、長い間使っていると鴨居の溝が大きく減っている
んですよね。 使っていない部分とまったく異なる幅にすり減っていました。
縁側と和室の間に入れる障子も出来て来ました。
縁側。向かって左側に入れる障子です



いつものデザイン障子ですね。
現場に合わせて職人さんが削っています。



一枚、障子が入りましたね。
縁側の左手奥のブロックにも新たな障子が入ります。



もちろんこの障子は引き込みできるので、開口部は全開出来ます。
今回はかなり進んだ感がありましたよ。

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