奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

“二階リビングの家”って・・・

 
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今井町の家




現場に行く度ここへ訪れるので見慣れた景色ではありますが
空気の澄んだ日に見える畝傍山は美しく感じます。
この日は曇り空でしたが、目の前に広がる山が紅葉で綺麗に
染まっていました。
現場は近くの今井町。
この日は住まい手さんご夫婦がお休みだったので、現地で集合。
東向きの窓をどうしようか? なんて話して遊んでいました。
当日は23日の祭日だったので現場はお休み。
いつもの機会の音が聞こえず、ここはホントに静かです。
この住まいは周りの建てこみ状況と、採光・通風・視界を考えて
二階リビングというプランで設計しています。
なんで二階リビングなのかと言いますと・・・


今井町の環濠の中は、今井町並保存整備事務所との協議で、町家ですから
室内は暗くても当然という指導がありました。
言いたい事は分かりますが、分かりません。
というか住む人が明るくて快適に住みたいですよね。
もちろん町家の建物を建てるという選択肢はありますよ。
しかし、
今回の住まい手さんは町家に住みたいという希望ではありません。
でも今井町という環境は気にいっている訳です。
そこで、二階リビングに至った訳です。
実際、建ててみると二階が本当に明るく、風通り良く、眺望の良い事に
気づきます。




外部との繋がりを考えると家族が集まる二階が中心になるのはちょっと・・・
という考え方はありますが、建ててみるとその違いは明白です。
冬は暖気が高い場所である二階に集まります。
いつも使う二階が暖かくここで暮らし、暖まった二階の個室で寝る。
夏は風を通して室内の温度を下げて気持ちよく。
寝るのは暑さの影響を受け難い1階へ行く。
自分たちが季節によって寝る場所を変えることで気持ちよくなります。
二階のリビングには屋外へ続く広いデッキもつくりました。
デッキは道路側と反対の南面にあり、結構広め。
子供さんのプールも出来ます。 もちろんここは通りに面していませんので
他の家から見られにくいから親も一緒に入れます(これポイント高いですよ)
デッキにテーブルを持ち出して食事もありますよね。
(早朝のモーニングコーヒーなんか最高!!)
ハンモックを持ち出して昼寝も出来るし、お月見だって出来ます。
庇が深いですから雨が降っても大丈夫で、洗濯物干しも濡れないから
共働きのご夫婦も安心。
そのデッキ、今はこんな感じです



うーん、まだちょっと分かりませんね。
シートが取れると分かるのですが。

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