奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

南側縁側の障子

 
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80年の時間を守る家

現場に障子紙を貼った障子が入っていました。
(先日は骨だけだったので)
障子なんてどこにでもあると言えばそうですが、今回はちょっと違います。
中庭縁側に面する障子に吉野手漉き和紙を張ってみました。
以前、この南面は浴室棟に行くためのドアと、小さな縁、
そしてそのために暗くなってしまった中庭がありました。
今回の工事でこのブロックを減築し、すっかりその部分が無くなりましたので、
そのすっきりした敷居・鴨居の空間に、新しい障子を取り付けました。




いかがでしょうか。
和紙を通り抜ける光の美しいこと、見とれてしまいますね。
障子をアップで見るとこんな感じです。




写真から手漉きの模様が見えますでしょうか。
この障子は4間取りの和室の内、南面の二間続きの和室に、両袖へと
どちらも引き込みができる障子を取り付けています。
開放するとこんな感じです。



正面の光に溢れているところが中庭です。
まだ畳が入っていないので、少し和室と感じられないかもしれませんが、
畳の入った写真は、後日完成写真でアップ致しますね。
畳下も全面的に手直しをしました。
畳下地の杉板もしっかりとしています。
またその下には断熱材もしっかり敷きこみました。
以前までのフワフワした床板とは全く違う感触は、歩くだけで
そのしっかり感は十分伝わります。
先日まで洗い工事に入っていただいたので、内部木部の色合いに美しい艶が
出ており、室内の様子は以前までとは見違えるように変わりました。



縁側の新しいヒノキのフローリングも、しっかりと調和しています。

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