奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

唐招提寺

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律宗の総本山 唐招提寺



■ 所在地 奈良県奈良市五条町13-46
■ 安置仏  廬舎那仏(国宝)/薬師如来(国宝)/ 千手観音(国宝)/弥勒如来(重文)/鑑真和上坐像(国宝)/他
■ 創建年 天平宝字3年(759年)
■ 開基 鑑真
■ 世界遺産
■ 電話番号    0742-33-7900
■ 拝観料 600円
■ 拝観時間 8:30~17:00(受付は16:30まで)
■ 駐車場 有(150台 有料)

唐招提寺はご存知のように、【鑑真和上】のお寺です。

鑑真和上は約1200年前、天平勝宝6年(754)、唐から五度の挫折を 乗り越え、12年を掛け、失明しながらもその意志の強さで日本へ 渡ってこられました。
井上靖さんの「天平の甍」で有名になり、映画にもなりました。


唐招提寺は唐の高僧・鑑真大和上により759年に創建され、 境内はその広さもさることながら、このお寺の雰囲気と 言いますか、上品な境内が心地よさを感じさせてくれます。



唐招提寺に訪れると入口である南大門をくぐると、真正面に 美しい金堂が目に入ります。

建物は7間間口で、裳階(もこし)を持たない平屋建て。 正面の柱は、中央部がわずかに膨らむエンタシスの円柱で、 柱間は、端から11尺・13尺・15尺・16尺・15尺・13尺・11尺 の間合いを持って建っています。 中央部分が広いのは、建物を大きく見せるための効果です。

金堂



この建物の屋根瓦の上に乗る「鴟尾」は、1200年の風雪に耐え て来ましたが、痛みが多いために平成の大修理の際に保存する こととなりました。

現在は新宝蔵にて現物を見ることができます。
その美しさと土に戻りかけの実物は、1200年の時を間近に垣間 見ることができます。

金堂屋根の鴟尾



金堂内部には、 「過去」の「薬師如来立像」、「現在」の「盧舎邦仏坐像」、 「未来」の「千手観音立像(阿弥陀如来像)」があります。
現在は大修理でこれらの仏像も修繕中となっています。

講堂




講堂は平城宮の東朝集殿を移築したもので、堂内には本尊 阿弥陀如来座像、持国天と増長天があります。

鐘楼



鼓楼は境内で唯一の2階建ての小さな建物。 楼塔ですが、1階にも高欄があります。

礼堂




礼堂は、鼓楼の東にある南北に細長い建物。
この礼堂前から鼓楼、そして講堂へ歩いてゆく中村 嘉葎雄さん 演ずる普照のラストシーンは思い出深いです。

その他、校倉造りの経蔵・宝蔵、御影堂、戒壇など、ご紹介 すべき場所はたくさんあります。



珍しいのに、ここ唐招提寺の瓦には、「唐招提寺」と書かれて いるところでしょうか。 思わずシャッターを切ってしまいました。
※金堂、講堂、経蔵、宝蔵、鼓楼はすべて国宝

‘08.10/8


タグ :天平の甍 鑑真和上 毘盧舎那仏 薬師如来 千手観音

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