地盤改良(柱状改良)を行いました。

それぞれの個性を大切にして家族が快適に暮らす家

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既に建物が建っている土地を購入して、全て撤去した状態が現地。
既存建物のある時に地盤調査を既に済ませましたが、あまり良い地盤
とは言えない結果でした。

この辺り一面、似たような地層なのでしょう。
フワフワした地盤の上に浮いている。 イメージですけど。

今回は、地盤沈下に対して最良の湿式柱状改良杭を打設します。
本数は30本。 深さは6.2M。
工法はウルトラコラム工法で施工します。 
  ※ウルトラコラム工法はハウス技研㈱の特許工法

写真を見て頂ければ分かりますが、6.2Mのロッドは長いです。
あのパイルが殆ど地中に沈みますから。
6.2Mと言えば、住戸1戸分屋根まで全て埋まる深さです。

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ヘッド部分の拡大ですね。
羽根が6枚(ウルトラコラムは羽根が6枚と決まっているらしい)で、沈下の進行は
1分間で1Mだそうです。
一気に掘ってもいけないし、一気に抜いてもいけない。
掘削した土と改良材をゆっくりと攪拌することで強度を一定化するのだそう。

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乾式柱状改良を行う建柱車ではなく、重機のクローラー車は垂直にロッドを
建てることが出来るのがポイントです。
写真を見て頂けると、軸の交差方向に水平器が取り付けられています。
杭は垂直に打設するべきですよね。
予算さえあれば湿式の柱状改良を採用したい。

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ポンプ車です。
ここで改良材を混ぜてポンプで送り出します。
大きなトラックですから、場所も要ります。
狭い現場や道路幅員の無い現場は、そうもいきません。

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検査用のテストピースも用意しています。
強度の確認用ですね。

次回は基礎の配筋になります。

浅野勝義/奈の町

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