浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が30年100件以上のスキルや経験を、住まいの選択でお悩みの方へ、建築や不動産、資金計画など幅広く発信しているblogです。

地盤改良(柱状改良杭)工事

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地鎮祭が終わり、これから基礎の下にある地盤を補強する
工事に取り掛かります。
この敷地は、平均6~7m程度の深さまでかなり軟弱な
地盤で、杭の長さはその下にある支持層まで到達する
ことで、地盤の耐震性を確保します。
重機についているゾウの鼻先(真っ直ぐ下に下がったもの)が
柱状改良杭の掘削部(オーガー)です。




パイプ(オーガー)の上の方にある青いラインが、
7.5mのラインです。





NO,26の杭が打ち終わりました。
しっかりと青い線の下まで打ち込まれています。
(この深さで7m、二階建ての住宅とほぼ同じ高さ)
確認後、看板を立てて写真をとります。
改良杭の深さを決める指標は、地盤調査による深さを確認し、
N値換算にて ”10”を超えるしっかりとした支持層に到達する
までと私は決めています。
確かに改良杭は摩擦杭として作用すれば、そんなに深い
位置まで不要だと業者に聞かされます。
しかしその根拠は、「震度5強までなら」というもの。
その先は対象外であると。
それは本当に安全であると言えるのだろうか・・・
私なりの納得できるラインは、それではダメで、
安全な支持層に乗せることと決めました。



具体的には、
掘削オーガーに回転トルク(最大14KN・M)をかけ、
オーガーがその抵抗値を表すところで止めます。
その位置が私の納得できる”N値ポイント”。
そこへ到達するまで杭を掘ることにしました。



写真はトルクをかけているところ。
トルクのために重機の脚部が浮き上がっています。
彼が今回のチームのリーダー。



今回の改良杭径は、500mm
固化材の添加量は、300kg/m3
杭総本数 26本
杭長 5.5m~7.0m
写真は固化材。一袋で1トンの重さがあります。


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