奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

基礎配筋検査2

 
この記事を書いている人 - WRITER -

ベースコンクリートを打設後、
次はフーチング部(立ち上がり部)の確認とコンクリート打設です。
晴れているのか、降りそうなのか、良く分からない天気ですが、
コンクリート打設が可能という事で、検査とともに打設に立会い
ました。
現場は大変きれいにできています。




前回のベースコンクリート打設時に、鉄筋が動かぬように確認して
打設してほしいと伝えたとおり、外周部のかぶりはちゃんと確保
されていました。
また、内部の立ち上がり部分についても、中心をずれることなく
かぶりも確保されています。
外周部に注意ばかりしていると、内部のフーチングでずれていた
ことに気づき、型枠を外して手直しをしなければならないことも
しばしばあるものですが・・・
今回はそんなこともなくぴったりですから、打設業者もかぶりの
確保のためのスぺーサー(ドーナツの形をしたリング)をしないで
打設します。 なかなか上手い業者で感心しました。

写真はホールダウンとアンカーボルト




手前の太いのがホールダウン。
16mm径で、ベース筋にフックの部分を引っ掛けてもらっています。
(前回、白黒の5枚目の写真)
向こう側はアンカーボルトです。
間隔は1M内外で取り付けますが、見てほしいのはその止め方。
コンクリートの打設時に沈み込まないように、また基礎の中心から
動かないようにパッキンで固定しています。
こういう仕事をしなければいけません。



コンクリートの打設は、ポンプ車から送られてくるホースを持った
オペレーター(操作と打設を兼任)と、コンクリートを隙間なく流し込む
ためにバイブレーターという機械を持った二人(もっと多い場合も)で
打設を行います。



打設が完了した状態。
この天端にレベラーを敷いてフラット面に仕上げます。
腰にリモコンを付けてコンクリートの打設を操作しています。
楽しそう・・・?



ポンプ車の操作レバー。
リモコンによって勝手に動いていると・・・気持ち悪い。



打設完了時。
ご苦労さんでした。



養生期間をおいて、この次には土台を伏せます。

この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. たなか より:

    この現場は二階建てでしょうか。
    三階建ての場合はホールダウン金物は 30kN を超えると思いますが、そ
    うするとアンカーボルトの埋め込みが 500mm 程度必要になり、ベースの
    コンクリートに施工する必要が生じます。
    しかしベースにアンカーボルトを施工しているのを見たことがありません。

  2. 浅野勝義 より:

    おっ、たなかさん。 ちょっとマニアックな質問ですね。
    了解です。
    まず、この建物は残念ながら二階建てです。
    確かに三階建てにしますと構造計算も厄介ですし、法令制限も大変
    面倒ですからね。
    ちなみにホールダウンの埋め込み長さは、ベース筋にホールダウンの
    フックを引っ掛けて止めるように指定しています。
    ですからホールダウン金物の下部は、ベースコンクリートの打設時に
    一緒に打ち込まれており(金物の長さは平均900㎜のものが多いですね)、
    その埋め込みの定着長さは500㎜を十分クリアーしています。
    文面にありますアンカーボルトは土台を抑えるもので、ホールダウン金物
    は柱の抜け(引き抜き)を押さえるものです。
    文面の”アンカーボルト”は、ホールダウンと理解しました。イイですね?
    たなかさんのお話通り、このように施工している現場は少ないと思います。
    他に、フーチングの縦筋上部にフックをつけていない現場も多いですね。
    ありがとうございます。