奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

“80年の時を守る家” 完成お披露目2回目(古民家)

 
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80年の時間を守る家

南側の和室はもう一つあります。
舞良戸で仕切られた隣の部屋は納戸になっていました。
早く言えば物置ですね。
閉じられた部屋の中は、箪笥や服、物が溢れていました。
床は歩くとしっかりしていないので箪笥が揺れます。
今回ここにも手が入りました。
床下をすべて新しくやりかえることで、踏み心地もしっかりとなりました。
建具も以前使われていた舞良戸を補修して組み込みました。



以前の様子の写真はほとんどありませんでした。
一部のみの写真がこれです。(以前のもの)


この納戸の南面に中庭を挟んだ別棟につながる物置兼渡り廊下棟が
あります。
仕切りの無いオープン空間です(以前のもの)



床の高さが低く、雨水などが床下に溜まっていたので湿気から
床もフワフワになってました。
これを耐震補強するとともに、床は新たに基礎からやり変えています。
床の高さは南側の離れと同レベルとし、このブロックに水廻りを集中して
計画した。

新しく設置した縁側。 扉からお手洗いと洗面所へ

そのお手洗い

洗面所

離れとの境界扉と書棚



今回改装を行いましたブロックは断熱性能をあげているので、既存建物
との境界扉は気密性を持っています。
いつお邪魔致しましてもこのお宅は開放的で、窓は全開されており、
気持良い風が家に中を通り抜けています。
まさに『夏涼しく、風の通り抜ける家』ですね。
続きは次回に

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