奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

“80年の時を守る家” 完成お披露目3回目(古民家)

 
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80年の時を守る家

完成お披露目3回目です。
母屋の玄関周りから土間周りも少し変りました。
シングルガラスで断熱性能・防犯性能の持たない玄関扉も
新しいものに変わりました。

以前の玄関ドア

新しい玄関ドア



無垢の木製で複層ガラス仕様です。もちろん気密対応。
今回は内部側に木製建具で網戸も取り付けました。
(これ、重宝してくれているとお聞きしました)



何気なく床の仕上げも変えています。(笑)


玄関の中はスッキリしています。



土間奥への通路は結構変わりました。
この住まいの土間奥には広い縁台があります。
ここは住まい手さんご家族のお気に入りの場所。
そして台所(写真向かって左側部分)から、ここへ飛び越して和室へと行く
通路でもありました。



この通路的な使い方をやめて(転落・転倒すると大ケガするので)、一度
下へ降りてから縁側へ通ることの出来る通路をつくりましょうとなりました。
出来上がった様子はこれです。



水屋を手前に移動したのもありますが、縁台はスッキリしました。
また、以前出入り口だった部分の奥に南側の縁側へと出入りできる式台を
新しく設置しました。

その様子



南側庭への出入り口は以前にあった木製ドア(写真)を網戸に使い、
更に新しいドアを製作しました。
新しいドアと以前のドアについている格子はピッタリと重なるデザインです。
ドア手前から右手に上がると南側の縁側につながります。
段差が少なく、手すりを持ってゆっくりと上り下りができます。

以前の奥土間玄関側

リフォーム後の奥土間玄関側



水屋の位置が変わり、スッキリしましたね。
で、先ほど話に出てきた南側の縁側です。
以前はここに水回りの棟が建っていたので当然通り抜けることは
できませんでした。

以前の南側縁側



狭くて雨漏りもあった縁側というだけでなく、取りついていたアルミサッシも
ピタリと閉まらないものでした。

新しくなった南側縁側



以前の縁側も水回り棟と一緒に撤去し、新たにゆったりとした
広さを持つ縁側を新設しています。
一番奥に見える壁部分が、奥土間(南側)に繋がっています。
お客様も和室を通ることなく、ここから南縁側を通ってお手洗いや
奥の間などへ行くことができます。

その反対側。障子を開け放すとスッキリします。



次回は最終回ですね。

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