浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が30年100件以上のスキルや経験を、住まいの選択でお悩みの方へ、建築や不動産、資金計画など幅広く発信しているblogです。

“実家の山の木を使って建てた家” 完成内覧(第一回)

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実家の山の木を使って建てた家

完成したのは少し前ではありましたが、やっとデータが
整理できましたのでご紹介をさせて頂きます。

まずは設計主旨から。
こちらの住まい手さんは、ご主人のご実家が十津川村にあり
ご実家は山をお持ちでたくさんの杉・ヒノキがありました。
そんなご事情からご実家の山の木を一部でも使って
家を建てようではないか、とのことになりました。
さすがに全ての材料を十津川から下してくるというわけにも
行きませんので、木材の一部としました。
(と言いましてもそれなりの本数でした)
下ろして頂いた材料は、目の届く場所である天井材であったり
大黒柱に中(?)黒柱にも使わせて頂きました。、
また、住まい手さんが肌で直に触れる縁側などの場所に多く
使わせて頂きました。

そして、奈の町のノウハウが細部にまで詰め込まれています。

通風、断熱、気密などの基本だけでなく、意匠デザイン、
暮らしやすさはもちろん、
空間(広さ狭さ高さ低さ広がり)、建具、家具、収納等…

まず建物の外観南面です。



道路からの視線です。
ちなみにこの建物の隣にも奈の町の家が建っています。
二棟同じテイストの家が建っていると・・・不思議ですね。

中庭です



敷地が広いので、南側にゆったりとした庭が取れました。
2-3年もすれば植樹がしっかりと茂ってくれますから、ずっと
味わいのある住まいになるでしょう。


計画の基になったのは、十津川のご実家です。
設計中にご実家へ寄せて頂いた際、間取りの参考にさせて
いただきました。
ご両親が来られてもきっと違和感は無いと思います。

東側から



手前は和室です。
縁側の屋根には和室からの出口部分しか軒樋が掛かっておらず、
雨水はそのまま下へ落ちるようになっています。

縁側



軒先から落ちた雨水は、側溝の敷石の中へと落ちる様になっています。
何も必ず樋を付けることが必要ではないし、落ちる雨水も風情に
したいと言う狙いか…

玄関アプローチ



オープンなアプローチの奥に玄関扉があります。
右手は中庭、左手は駐車場になっています。

玄関



いつもの玄関ドアですね。
床は瓦タイル、天井ともあいまって和風テイストに仕上ています。

駐車場



写真手前は、選択物干し兼予備用の車庫スペース。
最大5台が止める事ができます。

北側のデッキ



この場所が夏の至福所になります。
洗濯物干し場にもなりますし、お昼寝の場所にも、子供さんとの
遊び場にも。 ちなみに雨戸を閉めることもできます。

株式会社 奈の町
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