浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が住宅設計30年100件以上のスキルや経験を、建築や不動産、資金計画など発信しています。バイヤーズエージェントとしても活躍中!

“斑鳩町の家”の気密検査を終えました

浅野勝義
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毎回のことながら、気密試験の立会は長いです。
といいますか、長い一日です。
今回のスタートは朝9時。
現地入りしたものの検査員さんは未到着。
遅れて到着後、第一回目の検査を行います。
結果は、1.8cm2/m2。
「ああ、今日も終わりは夜になりそうだ・・・」


高気密高断熱住宅の場合、奈の町では必ず気密検査を行います。
これは建築する住宅が気密性能を確保することで、通風の良さを
得ることと、冷暖房効率を上げることを目的としています。
合格の基準は、次世代省エネルギー基準を確保。
プラス私の評価ポイントを考慮して、いつもの通り0.8cm2/m2。
これがきついのかそうでないかは皆さんの判断に任せますが、
今までどの工務店さんもこの数値をクリアして頂いたことは事実。
ですから今回も同様に進めます。
さて、話は戻ります。
立会メンバーは、私、気密検査員の清家氏、
施工会社である大吉建設さんの社長、大工さん三名の計5人。
前回(音楽室の家)お休みの社長さんは、今回の検査を甘く見ていたと
後述されていた通り、合格できたのは午後6時を回っており、朝から
数えて9時間の長い戦いでした。
気密住宅は、施工段階で気密を理解した上で、意識して施工する
必要があります。 
施工方法だけの問題ではなく、施工する側の意識の問題です。 
合格するための対策を講じなければ検査に時間のかかることは
はじめから分かっている事なのです。
いずれにしても、結果オーライ。
合格と同時に安堵を感じるまで皆さん一呼吸ありました。
この一瞬は、現場のみんなが心を一つにした達成感があり、
大工さんたちと一番親近感の感じるときで、それがあるから
立ち会うのかもしれませんね。
大工さん、皆さん、ご苦労様でした。
ちなみに今回の検査での気温変化は、
検査はじめ  外気温 12.8C゜ 内部 10.6C゜

検査合格時  外気温 10.8C゜ 内部 13.5C゜

昼間は外気温が13C゜台まで上がりました。
室内では午後から電気ストーブ一台のみつけており、その為か
室内温度は3C゜上がりました。(家の内部空間全体です)
検査のために大きな換気扇は回しっぱなしですから熱効率は
最悪の条件ですね。 

株式会社 奈の町
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