浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が住宅設計30年100件以上のスキルや経験を、建築や不動産、資金計画など発信しています。バイヤーズエージェントとしても活躍中!

木枠の取り付け

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実家の隣に建つ快適な家

現場は外周部分を終え、木製建具枠周りの工程に入っています。




窓や開口部の枠は、基本的に全て無垢で製作します。
既製品を使わず一つ一つ大工さんの手づくりになります。
木製の外部建具の場合は、水切りの仕舞いなんかもあって加工が多く
大工さんにはご苦労をかけています。(ゴメンネ)
今日は2階の吹き抜けにある羽目殺し(FIX)窓の打ち合わせを
行っていました。


なんの落ち合わせかと言いますと、ここなんです。




吹き抜け上部にある二つの大きなガラスですが、このガラスの
デザインコンセプトは1枚の大きいガラスに見せること。
話が変わりますが、
ちなみに奈の町では外部の窓や出入り口は全てヒノキの無垢を
使って組んでいます。
既製品(シート張り系)は一切使いません。
シート物は太陽光にあたって10年そこらで風化し、シートが
ボロボロになります。

その写真




下地のべニアが見えてますね。汚いです。
無垢の木は色焼けて来て飴色のいい色になってくるのです。
本物と偽物の違いでしょうか。
話を戻しますね。
二枚ガラスの両サイドに建つ柱は、ほぼ節のない2方無地の柱が取り付け
られています。
化粧として柱を見せるならば、柱を出来るだけ見せて外側に枠をつける。
しかしこれでは両サイドの柱の存在が強すぎて、ガラスが主にならない。
すっきりとした窓でガラスを中心に考えるなら、両サイドは柱を見せない
枠処理とする事に決めました。
材料を優先するかデザインを優先するか。
悩ましいところですが、いい材料があるからと優先すると木ばかりが
前に出てしまい、うるさくなりますので、ここは諦めます。
ガラスの取り付ける所は、中央にある柱の後ろに差し込むように
します。



その他は、屋根裏から断熱材の下地を作ってられました。
セルロースを吹き込むのですが、内部側のシートを貼るための
下地ですね。
垂木の下にある桟ですね。
セルロースの厚さは、設計図の規定では185mmですが、大抵は更に
厚く吹いてくれています。

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