奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

構造見学会へのお誘い

 
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丘陵公園のほとりに建つ家

今にも泣きそうな空を見上げ、「降らないといいね」と大工さんに声を掛けた矢先、
ポツポツと雨が降り始めました。
大屋根の雨仕舞いを終え、下屋根仕舞に降りてきてルーフィングを張り終えたところで
雨が降るなんて・・・なんて憎い演出!



(写真の奥に見えているのが馬見丘陵公園)

そんな訳ありません。
大工さんがお天気に間に合わせただけですヨ。
さて今回は、
今月末26日の日曜日に行います構造見学会のお誘いです。
前回はちょうど一年前でしたので、一年ぶりの構造見学会です。
不思議と構造見学は年に一度程度が多いみたい。
理由は特にありません。
奈の町の建てる住まいの構造を見ていただけるよい機会です。(私が直接ご説明いたしますし)
また気持のよい杉やヒノキの香りを感じてください。
この機会(あまりない)にぜひご参加くださいね。
今回はお隣に大きな公園がありますので、ここで遊んで昼食をとって、その後に
見学会へ参加・・・なんてことができますからお子さん連れのご家族にはポイント高いです!
ご参加希望の方は、以前メール受信ができなかったことがありましたので、
直接お電話にてお問い合わせくださいませ。
奈の町
TEL 0744-26-2201
 


さて、ここから後はいつもの様に建物のご紹介から。
建物の構造は、すべて大工さんの墨付けと手刻みによる加工です。
大きな建物でしたのでかなりの日数が掛かりました。
この辺りは以前ブログでご紹介いたしましたね。
柱、土台、梁、小屋束、母屋・棟と複雑に組み合わされるように設計された
図面を、一か所も間違うことなく組み上げた大工さんの腕に私は驚かされました。
すこし話がそれてしまいますが、、、
こんなこと言うとどうかともいますが、手刻みで間違ったり組み上げてから
寸法違いがあったりするのは結構あるのですよ。
あるはずのないところに梁や柱の仕口あとがあることもしばしば。
そんなに複雑でない建物なのに・・・なんて。
それくらい手刻みというのは難しく、技術がいるのです。
今ではそのほとんどがプレカットになっていますから、こういうのを見学するだけでも
貴重だと思います。 (ついでに設計も見ていただけると嬉しかったりして)
※プレカットというのは、仕口・継ぎ手をすべて工場で機械による加工を行うもの。

建物の全景



バルコニー



1階の様子



柱頭ホールダウン金物



追っ掛け大栓継ぎ



(たくさんあります)

あとは現場でご自身の目で見てくださいね。

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