奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

気密試験を行いました

 
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音楽室の主な使用目的は、
1,音が良いこと
2,音を漏らさないこと
を、要求されます。
一つ目の音響性能については、後日詳しく書きたいと
思っていますが。
二つ目の音を漏らさないことの対処法は、隙間を
開けないことが条件です。
次は吸音性能を上げることですね。
音を漏らさないようにするには、気密性能を上げれば
良くなります。
今回はその為の試験となる訳です。


実際のところ、現在私の設計している住宅はその殆どが
遮音性能が高く、外部の音が殆ど聞こえないほどの
静かさがあります。
内部にいると、玄関でお客さんが呼んでいても聞こえない
という苦情? も伺いました。
(この話は早くインタホンをつけてほしいという話ですが)
今回はその性能アップと一緒に、吸音性能も格段に上げて
います。(それはまた後日)
さてその気密試験。
音楽室には窓がありません。
開口部は出入り口とメンテナンス戸のみ。
空間は大きいので考えられる隙間は結構あります。
ハードボードの下に気密フィルムを挟み、気密テープで
しっかりと隙間を止め、検査を行いました。
音楽室下部

音楽室上部

気密試験は内部の空気を吐き出し、負圧にして、外部より
隙間から入り込んでくる空気を測定します。
機械が動くとボードで抑えていない上部のフィルムが膨らみ
とめていたタッカーが破れるというアクシデントもあり、
それを押さえに廻ることも・・・
フィルムが膨らんで・・・

何とか測定も終えることが出来ました。
測定結果は、隙間面積0.3cm2/m2でした。
奈の町は、住宅での合格基準を 0.8cm2/m2 と決めて
いますので、0.3という数値はかなり高い性能と言えます。
検査後は内部の吸音層に掛かります。
完成はまだもう少し掛かりそうですね。

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