奈良の建築家 浅野勝義の家づくりBLOG

波打つ壁

 
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80年の時間を守る家

長い祝日明けの現場に伺いますと、木々の間から風と共に風鈴の音が…
何か和ませてくれる好い音色です。




現場は休み明けの天気を期待して妻面の外壁をやりかえる工事に
掛かり始めました。


初めに、以前までの妻面の様子です。




トタン張りですが、かなり錆が出ていること。
部分的にめくれが発生しており、そこから雨が侵入しています。
40年ほど前に上塗りを行ったきりだとのことで、今回は全面を
ガルバニウム鋼板のサイディングに張り替えることとしました。
工事は既存のトタンをはがす事から始まりました。
全体をはがすと、その昔この建物がどんな外壁だったのかを
窺い知る事ができます。



外壁の下地を横から見ますと、柱が1本ずつ出たり入ったり蛇のように
うねっています。
まずこの出入りを真っ直ぐになるように下地の調整から始まります。
下地の調整が終わると透湿防水シートを張り、新たな横胴縁をとりつけ
てからガルバサイディングを張って終了です。
土壁と胴縁(撤去しますが)が波打っている写真がもう一枚ありますので
これなら分かり易いでしょうか。



80年も建ってきた建物です。
水の浸入を抑えることで、まだまだ寿命を延ばしてほしいです。

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