奈良県で設計事務所を営む住宅建築家の浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が30数年100件以上の経験で得た知識やノウハウを「これから住まいを考えたい」方へお役に立てるよう綴っているblogです。

連日の現場な一日

 
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昨日は朝から夕方遅くまで現場監理の一日でした。
本日は午後から現場。
と言いますのも昨日は・・・
現在進行中のリフォーム現場が二件、それもまた
進行状態が似たようなところがありまして。
内容は、床の下地や既存の梁をどうするか。又、
建具の寸法確認に耐震補強の指示などなど。
解体すると本当にビックリすることが多いもの。


私が現場に行くのは、設計図どおり施工されて
要るかどうかを確認することが仕事なんです。
リフォームは解体するとどうしても異なる場合
がありますので、現場を見て設計図通りに納まる
場合は良いですが、そうでない場合はどの様に
収めるかを、現場で確認・指示させて頂くのです。
解体しないと分からない現場では、解体されて
分かる難問や確認事が多く、こういう時期には
頻繁に現場に呼ばれることが多いわけです。
まあ、現場から呼ばれないとそれはそれで大変
心配なのです。 そういう場合はたいてい思い
と違う方向で仕事が進んでいることが多いです
からね。
解体が進むとさまざまな仕事跡が見えてきます。
ボルトのない梁、全く効果のない筋交い、ボルト
が無い土台、床の不陸、柱のコケ、床下のゴミ、
変な継ぎ足し梁、耐力の期待できない重要柱等。
これらを見ながら耐震性を考慮して補強を入れて
行くのが作業の一つになります。
リフォーム本気ですることは、設計にとっても
施工者にとっても大変なのです。
問題なのは、いくらでも手抜きが出来ることこと
なんですが・・・
これらの現場もあと三ヶ月もすれば、スッキリと
綺麗になるんですよね。
あの大変な骨組みが修繕され、何もなかったかの
ように。

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