浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が30年100件以上のスキルや経験を、住まいの選択でお悩みの方へ、建築や不動産、資金計画など幅広く発信しているblogです。

音楽室の仕上げと、そのドア

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月曜日が祝日だったこともあり、久しぶりもあって
住まい手さんと楽しく話す事ができました。
リフォームという制限された中で生活をしながら長期間工事を
しているというのに、いやな顔一つせず出来上がりを
楽しみにしていてくれる住まい手さんに、感謝。
今回は音楽室の内装が少しずつ出来上がってきている
様子を見ていただきましょう。
内部の様子です。

壁は音響に良い木材といわれている花梨を張っています。
また、縦に黄色いスリットが見えると思いますが、
ここはサランネットをはめ込みます。


壁と天井に花梨(カリン)のムクを張ります。
もちろん床も花梨です。(六面ともですね)
音響的にはこの花梨の張られた部分は反射面となり、
黄色い部分(サランネットが張られる部分)は吸音面と
なります。
このスリットから吸音された音は、壁の中をぐるぐると
回りながら吸音されて行きます。
この方式は、石井式リスリングルーム理論といい、
対抗面の同じ場所には吸音部が重ならないように設計
しています。
まあ、難しい理論は置いといて、簡単に言いますと、
大変面倒な制限の中で大空間を創るわけですネ。
それももう少しで完成に近づきました。
今回は出入り口のドアが出来ておりましたので、それを紹介します。
このドアの心材は、28mmの構造用合板に12mmの合板を
貼り付け、その両面に仕上げ材を張って造ったもの。
厚みも60mm以上あります。(普通のドアは30~36mm厚)

二枚戸の音楽室側がこの写真です。

お分かりの様に花梨が張られています。
室内空間の統一ということで・・・当然ですか。
これがまた、お も い。
ちょっとやそっとでは持ち上がりません。
リビング側のドアは既に吊られておりましたが、これも
重さで丁番が少し不安・・・
三枚要るんじゃないかと建具やさんに伝えようかな?
って感じです。
そしてこのドアは二枚ともグレモン錠で防音します。
音響も、もうここまできたら
ちょっとやそっとの特注物なんて驚きません。
(設計は私ですし・・・)

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