〈ファミリーライブラリーのある家〉完成内覧1回目

毎日寒いですね~
特に夜は冷えます。
ベッドの周りは、とっても冷え冷え~~♪

朝、事務所に来ると・・・
ドアを開けたとたん、中はとっても暖かくて「ごくらく気分~」なのですよ。
ここで寝起きするととっても気持ちイイんですけどね。

さて、昨年完成引き渡し前のに撮りためておきました完成写真の現像がようやく
出来ましたのでご紹介をしたいと思います。

外観の写真は前回お知らせいたしましたね。
植樹が入って完成は来週中だとの事ですので、その写真はまた後日に。
内部の写真をご紹介します。

まず、玄関から。

コンチワ!

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おお! この時はまだ養生シートが床に貼られていましたね (苦笑)。
キッチリとした完成写真は次回にまた。

次は玄関です。
いらっしゃーい!

 

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コンパクトだけどシンプルで使い良い玄関です。
左手に見えますのは天井までの下駄箱です。
家族5人の靴がたっぷり入ります。

玄関土間まで飛び出しているベンチは、小さい子供さんが腰掛けて靴を履く際に、
また、お父さんお母さんか紐靴を履く際にピッタリの高さに合わせています。
ベンチの奥は、明り取りの窓を設えています。

さて、リビングダイニングへ向かいましょう。

 

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しっくい壁の廊下を抜けると、、、
そこは天井の高いダイニングになります。

 

見上げる高さを持つ天井には、ゆっくりとシーリングファンが廻り、
天井からは明るい陽の光が降り注ぎます。
このダイニングは、この住まいの暮らしの中心となるべき場所として設計しました。

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※ダイニングテーブルも照明も奈の町オリジナル

 

家族の朝食や夕食、子供たちの勉強、友人たちとの飲み会など
このダイニングスペースが暮らしの中心になってほしいと思っています。

ダイニングテーブルは小さい子供たちの勉強スペースにもなると考えました。
しかし、夕刻の宿題などをする時間帯は、ちょうど夕食の時間帯とも重なります。

食事をするのにテーブルが散らかっているのもどうかと考えたところ、
子供たちが勉強用に使えるテーブルを併設することにしてみました。
それがこれです。

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手前のテーブルが、その勉強机(笑)です。
子供たちは、ダイニングテーブルの後ろを向くだけ。
ここならノートも鉛筆も出しっぱなしも大丈夫。
お父さん、お母さんもこちらに来れば向かい側から勉強を見てあげることができます。
(もちろん、子供たちがここから巣立てばここは家族のPCデスクとなります)

 

子供さんはここを巣立ち、順に勉強部屋が必要になったころ、
私は別のスタディルームを用意しました。
そこは子供たちが大きくなっても使えるし、ソファなどを置くことで
第2のリビングになると良いなと思っています。
(その写真は次回にご紹介します)

 

隣りにありますリビングは 、ゆったりと空間を取りました。
テレビボードを設置し、テレビがおける空間と、広いめのソファ、
子供たちが走り回れるゆとりの空間を持っています。

 

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さて、
今回ですが、リビングの一角に子供たちの専用スペースを作ってみました。

いつもお母さんたちが困っている散らかったおもちゃ達。
子供たちのおもちゃが散乱しなくて良いように、
階段の下にこんなスペースを作ってみました。
ちょっと入り組んだ場所で、天井が低く隠れ家的に作りましたので、
子供達には楽しいんじゃないかな?

右手のオープン棚がおもちゃなどを入れるスペースです。
ここは子供達だけの収納スペースですから、子供たちの自主性に任せます。

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リビングをもう少し。

いつも木製の掃き出し建具を作っていたのですが、今回は既製品で代用してみました。
フルオープン建具です。 もちろん引き込み障子付き。

障子も収納できるので室内の雰囲気が変わりますし、何より建具をオープンした際に
外部の広いデッキと一体になりますので、リビングが更に広く感じられます。
いつも私が使う手ではありますが、これが気持ちイイんですよね。

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上は障子を閉めたところ。
下はフルオープンにしたところです。
完成時には掃き出しの外には広いデッキがある訳です。
ここで走り回る子供たちの顔が見たくて。

そうそう、このリビングから外部に向けての掃き出し建具には、
もう一つとっても大切な特徴があります。

それは、庇の出。

今回の庇の出は、1.6M以上あります。

真南に向いた窓の日射は大変厳しいものがあります。
その為にはしっかりとした深さを持つ庇が必要です。

今回取りました写真は、ちょうど冬至にほぼ同時期で、しっかりと室内まで
陽の光が入ってきますが、夏に近づくと、この庇は日差しをしっかりと防いでくれる
ことに気付いて頂けることでしょう。
古来から住まいには当たり前にある、そして日本の気候にあった『深い庇』。

この庇が、住いの雨と日差しを防いでくれることで、快適な住まいが成り立つのだと
私は考えています。

 

さて、次は水周りと2階ですね。

次回、続きをご紹介したいと思います。

 

浅野勝義/奈の町

 

 

 

 

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