南円堂の公開に伺いました

17日の南円堂公開に伺ってきました。

仏像好きがブームだと聞きましたが、実際見て感じました。
私たちおじさんだけなんてことは全くなく、若い女性や外国人の
方も沢山おられました。
ちらりと話を聞いていると、北海道から来られたなんて…
当日は凄い行列でした。

私も年に一度しか見れないですから並びましたね。
あまり見る事が出来ないこんなチャンスの日には、ここからしか
見る事の出来ないショットが欲しくて。

一つ目は南円堂の基壇から見た東金堂



見学の人が並ぶ行列は五重塔前まで並んでいました。
普段はここに登る事が出来ませんので、この場所からのショットは
貴重です。

基壇の床と欄干



基壇の石畳みですが、すべての石の大きさが揃っていませんが、
それなりに美しく見えるのです。 不思議ですね。
欄干は固定ではなく据え置きタイプ。
デザインは美しく、近くから見ることができるので勉強になりますね。

基壇からみた軒裏



普段登ることのできない場所から見上げたショット。

柱が八角であることが分かるだけでなく、真下から見る事で
立体的な奥行き感が見てとれます。
枡の組みよう、地垂木の形状、飛燕垂木の比率、そのピッチなど
様々な情報が見て取ることができます。
不空絹索観音様を見ずに、あの場所で建物の写真を撮っている
姿もまた変ですが・・・

堂内におられる観音様と四天王さんに付いては、
後日またの機会に。

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