“皆が集う古民家” のリフォーム完成(1)

以前から【古民家の味わい】として書いておりました
住宅のリフォームをが終わりました。

昨日、無事引渡しが出来てホッとしています。

住まい手さんにも喜んで頂きましたので、ここでも少し皆さんにも
ご紹介したいと思います。

以前まで土間奥を応接間として使われていた部分です。
茶の間的に使われていました。
当時の写真です。ソファはリフォーム後も使われています。

以前にリフォームされた際、付けられた筋交い? がテレビの
向うに見えますが、実際には役に立っていませんでした。

次は台所ですね。
壁一面に流し台がありました。
手前で食卓を置いて食事が出来るようになっています。


さて、
今回のメインである設計の目的は、この二間を使ってゆったりできる
空間をつくる事。

ご希望は、この二つの空間を一体にすることも、分割することも可能。
一つはのんびり空間、一つはダイニング・リビングとして。

ここから庭を眺めたり、ウッドデッキへ出てランチを食べたり。
設計者としては、解放された建具開口部から見える庭の景色を
一枚の絵として取り込みたいと考え、引き込みの一枚建具を設置
しました。(戸袋にはガラス戸、網戸、雨戸が収められています)

以前にあったソファですが、ここではグッと映えます

ガラスが何も無いでしょう?

ペンダント照明の下がダイニングテーブルを置くところです。

以前にあった流し台などのキッチンは、場所を変え、隣接する物置を
改装してそこへ新しくつくりました。

この面は耐震壁にすることと、大型収納にしています。
テレビもこの中に収納されており、必要な時に一枚開けてみます。
断熱性・気密性にも配慮されており、寒い冬には冷暖房効果を発揮
してくれるでしょう。

内装は珪藻土の白と黒檀色の黒塗装で、落ち着いた空間と
なりました。

まだまだリフォームしている場所がありますので
部所に分けて次回ももう少しご紹介します。

ではまた。

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