木材加工工場にて

鹿の訪れる家
基礎工事を済ませてから現地はあまり動きはありません。
もっぱら私は工場での打ち合わせになっています。
搬入された木材の墨付けに伺いました。
材木は工務店さんとの話し合いで、県の認証材を使うことで
コストダウンを図りたいとの相談で、高田木協さんの材料を
使用することになりました。
県の認証を取るのはなかなか難しいとのことですが、高田
木協さんは認証を取る事で補助金が幾分か出るのです。
この費用を木材費に当てる事でコストダウンと言う事です。
ちなみに木材の検査及びその品質は大変厳しいようで、一本
一本毎にヤング係数と含水率が示されています。
さて、運び込まれた木材に墨付けを行う訳ですが、工場では
いつもの様にべニアに伏図を貼り付け、確認をしながら墨付け
を行います。




図面との確認のため、大工さんと社長さんとで打ち合わせを
行いました。

写真は墨付けと県の認証材シール




後日。
今度は刻みに立ち会います。
ちゃんと材木を刻んで頂ける大工さんも少なくなったのでは
ないでしょうか。
コストの問題からか、すぐにプレカットへ出すというのも
私的には複雑ですが、「手間がかかるのよ~」、が辛い・・・。

一枚目の写真はやはり看板から。




けらば(母屋の出寸法)の確認と、その加工方法を密に打ち合わせ
を行います。
ホールダウンなどの金物が多いため、チェックは大変だそうで
すが、金物の確認も行います。
当日は土台、管柱の過去を終え、梁の加工に進んでしました。

写真で見えているのは杉の束(右)でしょうか。
左に積み上げているのは梁ですね。



追っ掛け大栓継ぎの継ぎ手




休憩時のワンショット



なんとか刻みも間に合うそうで、ホッとしました。
土台の据え付けが二日、三日と四日で棟上げを行います。
来月に入ると現場は慌ただしくなります。

  • URLをコピーしました!
目次