本格的な上棟式

今井町の家

風のほとんど無い青空の下、前日から組上げていた軸組みで、建物の外枠が
姿を現すようになりました。
前日伺った際はクレーンだけが立っていたのですが、今日は少し離れたところ
から見てもそれと分かります。
現場に伺いますと、紅白の垂れ幕が架けられているではありませんか。
中に入ると・・・祭壇とパイプいすが並んでいます。




祭壇の最上段の中央には、祭神として
屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)、
屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと)、
手置帆負命(たおきほおいのみこと)、
彦狭知命(ひこさしりのみこと)、
そして住まい手さんの名が書かれた札が掲げられています。
下の段には酒、塩、洗い米が置かれ、一番下には指し金・墨壷・チョンナが
並べられていました。



これから一体どんな上棟式が始まるのでしょう。





式が始まりますと地鎮祭と同様に献饌・祝詞奏上が行われます。
その後、大工2名による槌打の儀(棟木を棟に打ちつける)が行われました。
いつもは住まい手さんが棟木を打ち込むのですが、今日はイスに座って
木槌と口上を聞くだけ。
最後の一本をこの時に槌打する儀式はちょっと厳かな感じがします。


一同で拝礼。
撤饌。
直会(なおらい)。




住まい手さん、私(乾杯)、施工会社社長さんと挨拶で式を終えました。
建築中、そして竣工後も建物が無事に建っていてもらうように形式化された
儀式も、このようにきっちりとして頂くのも好いなと感じました。
建物での写真も一部アップしておきます。

前日の様子



当日の様子







PS
今日は会社みんなで忘年会です。
一年間(まだ終わっていませんが)、ご苦労様。
来年もがんばりましょう!!

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