“音楽室のある家” で至福の時間を過ごす

音楽室のある家
先日、「音楽室のある家」再びお邪魔させて頂きました。
お伺いすると、音楽室内は更にパワーアップされています。
「スピーカーケーブルを変えたので、中高域の音質がグッと
奥行き感と広がり感が出ました。」
とのこと。
そして、リスニングポイントには2脚のリスニングチェアーも
ありました!


素晴らしい音楽に少しでも長く浸っていたいと言う想いから、
私達夫婦は先に夕食を済ませてお邪魔しました。
家の中に入った瞬間からヒノキの香りが漂ってきます。
木の家ですから当たり前ですが、これがやっぱり好いですね。
お伺いした際は私達と同じく夕食後すぐの様子で、子供さん
たちはダイニングテーブルでくつろぎタイム。
綺麗に片付いた住まいは気持ちいい。
このリフォームをしてから家族でダイニングにいることが
多くなったとお聞きしてこれまた嬉しい限り。
家族の時間は大切ですからね。
「ああ、やっぱりこの空間は好いですねー。」と、リビングを
見回して独り言。
そうそう、
監理報告書を持ってきました。
建築をするのにあたり、現場監理の状況報告として必要な書類と
今までの打ち合わせの経過を載せたものも入っています。
「一年前はこんな打ち合わせをしてたんですねー。」
「こんな家になるとは想像もしていませんでした。」
「減築の話が出たとき、行くところまで行こうと決めましたねー。」
こんな会話のあと、音楽室へ。
入ったとたん、そこには二脚のリスニングチェアーが・・・

「ここに座って音楽を聴くと、2曲目で寝てしまいますよ。」
なんて話を聞きながら、座らせて頂きました。
そして素晴らしい音楽をチョイスして頂きながら聴き込ませて
いただきました。
特にボーカルのみの聞かせる曲や、ジャズの楽器は
目の前に存在しているかのようなリアル感が体に走ります。
打楽器のパイプが響く音、トライアングルの金属音、弦楽器の
弦の響き、アーティストの吐息や呼吸・・・
静寂の中から飛び出す音に、ゾクゾク感で息を呑むほどで、
体の中が熱くなるのを感じました。
CDの中に録音されているにも関らず普段聞こえていない音が、
ここでは普通に鳴るという現実。
アーティストが一枚のアルバムに籠めた気合と時間が、この
システムで再現されるのです。
気がつくと時間は12時を廻ってしまいました。
《音を聴く》という単純なことなのですが、それを極めると
こういった至福の時間を楽しめるのですね。

交換されたスピーカーケーブル(高域、ミッド、ウーハーの三本で○百万だとか・・・)

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