見つめる少年

公園を見渡す家

「ギャン・・・」 という音とともに丸太の中へ大きな鋸歯が吸い込まれ、
見る見るうちに板が削がれてゆく。
高速回転する鋸歯が通り抜けると同時に削がれた板が大きな音を立てて落ちる。
「ドーン」という鈍い音を立ててベルトが鳴る。
その製材された木材がベルトコンベアで運ばれる様をじっと見つめる少年。



興味を持ったのは、勢いよくベルトの上を走る木材だった(そっちかい!)様ですが
木材が製材される様子をじっとと見ていた姿が印象的でした。
これは先日吉野材を見学に伺った1コマです。


吉野中央木材の社長さんは、当日機械が動いていないことを気にかけて頂いて
わざわざ二本ばかり運び込んで製材の様子を見せていただけました。
(これって大変珍しいことなんですよ)
住まい手さんも辺り一面に香る杉やヒノキの香りが心地よいと言ってられました。
そう言って頂けると、わざわざ来た甲斐があるってもんですよね。

レクチュアーを真剣に聞く子供たち



実はプレナーを掛けた板材のさわり心地とその機械に注目していたんですけどね。
このスナップ、いかにも真剣そうでしょ?
構造材だけでなく、フローリングもヒノキや杉が気に入っていただけたようでしたので、
ぜひ使ってみようと思います。

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