黄金の絨毯

真っ青の空の下、
辺り一面、稲が実る園田風景が広がっています。
もうすぐ新米の季節ですね。
美味しいご飯が食べられることに感謝。



いつものことですが、現場へ行くのには
決まってこの様に辺り一面に広がった道を選んで走ります。
どちらを向いても山が見えて、空が高く広がる この奈良が大好きです。
さて、現場の様子です。
和室の天井が出来てきました。
美しい天井を見てください。




天井のいた部分をよく見てみますね。


竿縁天井の杉板ですが、基本的に天井に木を使うときは全て無垢です。
プリントや紛い物は使わないのがポリシー。
今回も7mmほどの無垢板で、実の部分は全て手づくりで行います。
天井裏から見た様子を台の上で実(さね)の様子を実演していただきました。


横から見ると、こんな感じで組み合わさっています。


現場に入ったのは杉の薄板のみ。
これに加工を施してこの様に出来上がっています。
大工さんの細かい加工にただ感心させられるばかり。
大工さんだけでなく、今回は左官屋さんの仕事も進んでいました。
外部の色モルタル掻き落し仕上げです。


ブラシで掻き落しているところ。
見る角度で複雑にラインが浮き上がる不思議な掻き落しは
いつ見ても美しいです。
仕上がりの様子


バルコニー回りも外壁はでき上がっていました。


監理を終えて帰ろうとすると、西日に照らされて
外壁が黄金色に輝いていました。

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