浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が住宅設計30年100件以上のスキルや経験を、建築や不動産、資金計画など発信しています。バイヤーズエージェントとしても活躍中!

親子二世帯の住まい方(若い世帯の住まいのあり方)

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親子二世帯の住まい方(若い世帯の住まいのあり方)
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親子二世帯の住まい方(若い世帯の住まいのあり方)

吉野の桜

 

こちらのブログ(さあ、住いの話をしましょうか。)、を
ほんの少しですがイメージを変更しました。

まず、カテゴリ-に「住まいの話」と「住宅コンサル」を加えた事。

そして、今までの記事は 現場監理が主な内容だったのですが、
長期間でしたので結構同じ様な内容になったこともありました。

ですので、これからは
実例などを交えた最近の ”住まいの話” を私なりの思いで綴っていきます。
ブログタイトル通り、ですね。

 

前々回の記事は「昨今の建築工事費事情」でした。
今回は、「親子二世帯の住まい方.1」になります。

 

親子二世帯の住まい方(若い世帯の住まいのあり方)

 今から10年以上前、自分達にあまり頭金(預貯金)が無い30代の頃は、
親に頭金を出してもらい 後は住宅ローンでというパターンで、土地を
買っての家づくりが可能でした。

それは建築費が今よりも低コストだったという事もあります。 そして
親に費用を援助してもらえた事が大きかったと思います。

昨今、ご相談者の住まいの想いをお聞きした上で、私からのアドバイス
なのですが、
まずは、親の持つ土地や二世帯住宅など検討して見る事をお勧めしています。

土地に極力お金を掛けない事をお勧めする

土地を購入する費用を掛けず、建築費に予算を回すことをアドバイス
することが多くなりました。
これで解決できれば住まいの総予算が少なくて済むのです。

その一つの事例です。
このケースは結果的にとても上手く行ったケースでした。

子世帯は親世帯の近くの賃貸マンションで住んでいました。
将来のことを考えて、親の近くに土地を買って自分達の思いの家を
建てたいと思い土地を探していたところ、気になる土地があるので
一緒に見てほしいと、依頼をいただきました。

現地は農地を開発分譲した一区画で、担当者と相談の上建築条件を
外してもらえるとのこと。

現地同行の後、このままこの話を進めて良いのかお話ししました。
その際、まず住まいの総予算組をして、土地代、建物代、設計費、
諸経費を出すことでどれ位のお金が要るのかを把握してみます。

とても高額のお金が必要であることを理解したうえで、他の選択支は
無いものかと考え、現在両親と合わせて所有する不動産をリスト
アップして検討してみました。

そうすると親世帯の近くに祖母の家があり、この家はその頃空き家に
なっていました。

そこで奈の町ではこんな提案をさせて頂きました。

親と子の住み替え提案

親世帯は祖母の家へ、子世帯は現在の親世帯の家へと移られては
どうかと。

親世帯の家は、子世帯が子育てするのに馴染みの場所で安心ですし、
建物の規模も自分が育ってきた家なので暮らし易いはず。
家は子世帯の暮らしに合わせリフォーム・リノベーションをします。

この様な住まいのスライドを提案する理由は、その建物の大きさにも
関係します。 親世帯の家は、結婚当初家族が増える事を前提に
計画した家で、ここに子世帯が住むにはちょうど良い広さと言えます。

祖母の家は、夫婦二人で住むのにはそんな広い家は必要ありません。
しかし、シンプルで使いやすい家にすれば十分暮らせるのです。

 

住み替えをした子世帯は

子世帯の掛かる費用は、以前自分の住んでいた住まいのリフォーム
費用のみで、当初土地から購入する予算の半分ほどで済みました。
ほぼ全面リフォームですから新築に近い状態ですね。

結果、こういう提案は考えたことが無いと言う事で、親世帯にもとても
喜んで受け入れて頂きました。

このケースはとても上手くいったケースです。
しかし、上手くいかなかったケースもあります。

上手くいかなかったケースは、今後お話ししたいと思います。

住まいの在り方は様々です。
予算や親子関係によっても方法は違う事もあるでしょう。

 

今時の若い世帯は、土地から家を建てるのは難しい

今の時代、若い夫婦だけで土地を買って家を建てるというのは、
とても難しいと思います。 
親に援助を求めたとしても厳しいという時代であれば、
現在親が所有している土地建物を有効に利用させてもらうという
選択もあると思います。

ローンが少なくなれば、暮らしにもゆとりが出来るでしょうし、
子供たちを育てる為のお金もこれから必要です。
若い世代のご夫婦には、こういう選択もありではないでしょうか。

 

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