一町の家の現場の様子です。
大きく変わったのは、外部面の耐力面材が張られています。
面材はいつも使っているアミパネルですね。
この材料のホームページには以下の紹介が書かれています。
目次
>このパネルは耐力壁でありながら、通気層を兼ねることが出来ます。
>そのため通気胴縁に関わる作業等を軽減することが可能です。
>また耐力壁としての十分な強度があるため、筋交いが不要になる場合も
>あります。 国土交通大臣認定の壁倍率は、長さ2.900mmが4.6倍、
>2.700mmが4.0倍となっています。
耐力面材での壁倍率が構造用合板が2.5倍ですから、4倍と言うのは文句が
ありませんね。 とっても良い下地材だと思います。
現場で解体した外壁部分にはこの面材を張ってなお且つ、N値算定した上で
筋交い等の補強も加えています。
また、既存建物の柱-梁との接合部分も補強金物を使って処理をしました。
外部で目新しい場所は、細工をしたサッシの取り付けです。
一般の取り付けとは少し異なっています。
出来上がると分かりますが、引き込み障子とサッシを組合わせている
取り合いです。
内部からの様子
アミパネルの隙間から光が入っていますね。
これも最近はいつもの風景になってきました。
窓はこれだけか?
と言いますと、南側に大きな開口部があります。
右手に大きな開口があるのが分かりますでしょうか。
ここに入る建具を納めます。
これにより、かなり明るい空間となります。
この建具も少し細工をしています。
仕事はとっても面倒だと思いますがよろしくお願いしますね。
浅野勝義/奈の町
一町の家(祖父の部屋を家族の愉しむ部屋へリフォーム)