奈良市、お蕎麦屋さん『奈な屋』 第2回

基礎配筋検査

 

先週も台風が来ると言い、過ぎ去った後すぐに次の台風がやってくる と言うニュースを聞き、
朝から曇りがちな空を眺めていました。

今にも泣き出しそうな空の下、午後からベースの配筋検査に伺いました。

現場はあと少し残っているアンカーボルトを設置している途中で、 現地にいるお二人は
黙々と取り付け作業をしています。

全景
ベース配筋

 

 

 

外部の型枠と鉄筋までの被りもこの通り。
むこうの端までスッキリと鉄筋が通り、空間を確保しています。

かぶりの様子

 

見た目はスッキリしてますね、なんて書いていますが、
実際に家を建てた方は 見られたことがありますでしょうか?

実際はうねっていたり、飛び出している鉄筋があったりが普通です。
そう、実はこれ、大変難しい作業なんです。
人がする作業ですからそんなに綺麗に行かないもんですヨ。

ベース筋の端部、折り曲げ部、立ち上がり筋のフック、ホールダウン、
アンカーボルト、開口補強筋など 組み立てた部分からはみ出してくる
ことなんか 普通ですから。

今回の建物は地中梁の主筋関係はD16が使われています。
そして地中梁もフープ形状を持つ形になっています。
やはり住宅用のD13とは迫力が違いますね。

基礎の交差部分
地中梁
私の検査が終了しても、1本1本のアンカーボルトの設置をされていました。
レベルで土台の高さを確認し、鉄筋に固定する作業もいつものことながら 大変ですね。

アンカーボルト

 

帰り、少し雨が降り始めました。
コンクリートの打設は、台風の影響で少し遅れそうです。

 

浅野勝義/奈の町

 

 

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