実家の隣に建つ快適な家
現場ではフローリングもそのほとんどを貼り終わり、養生シートで覆われて
しまうと貼っていた様子が全く窺い知れない現場へと戻りました。
しかしここだけは大工さんがちゃんと確認できるように開けていてくれました。
それはここ。
分かりづらいですよね。
ここはパントリーの床にある床下収納庫です。
実は私、住まい手さんには床下収納をお勧めしていません。
ふたを開け、下を覗いているうちに頭に血が下がり転落する事故があるし、
下から重いものを持ち上げるのが負担になるから。
いっそ付けるのなら、こんなのを付けるのです。
今回の収納扉は、3枚。
それぞれの扉は取り外すことができ、中のものを取り出すときは自分が中に降りて
持って取り出します。
扉の受け桟が二本ありますが、これもちゃんと取り外せるので大きなものも
そのまま入れることができます。
近くで見るとこんな感じです
パントリーの壁は、壁一面床から天井まで収納になっていますから収納量は
抜群! にもかかわらず床にも・・・
このパントリー、入りますよ~
その他の見どころは(いつから見どころの説明になった?)、天井でしょうか。
木系の天井は(寝室残ってます)ほぼ完了しています。
写真は吹き抜け天井。桐の木目が美しいです
木の天井で、香り一番は何といっても杉だと思います。
建築材でこの素材をしのぐ木材はないといっても良いのではないでしょうか。
香りと言い、調湿効果といい、最高です。
とは言っても、木の表情や色合いを求めて他の木も使いますよ。
その理由は、杉はちょいと柄がうるさいですからね。
私は色合いの良いものを寝室へ、柄のうるさいものは納戸(WIC共)へ使います。
杉の香りで気持ちよく眠ることができますよ。
こちらの工務店さんはもう何度も一緒に建てて頂いているので
奈の町の好みや仕様は阿吽の呼吸で理解していただいてます。
細かい打ち合わせは、事前に監督さんから連絡がありますので、たいていの
問題解決は電話や事務所での打ち合わせで済ませられます。
不明点を現場で確認するだけですので、ホント助かります。