屋根の上は、スッゴク気持ちイイ。
真っ青な空と山が見渡せる。
周りに家が建っていても、屋根の上に上ると広く見渡せることが多い。
学生の頃、父親の仕事を手伝って、よく屋根の上にある瓦の面戸に
漆喰を塗っていたころを思い出す。
まあ、
「煙と何とかは高い所が好き」なんて言いますが、私だけ?
皆さんも好きですよね?
さて、こちらの住まいも屋根葺きの前と、後(今回)に登ってみました。
今回も現場の様子をご紹介します。
ちょうど下屋の屋根葺きが行われていたので、これをご紹介します。
野地板に防水のためのルーフィングが敷かれています。
よく見ると、軒先やケラバとなる端部はルーフィング(防水シート)がめくれているのが
分かりますね。
この端部にはガルバリウムの水切りが取り付けられます。
その水切り板はルーフィングの下に敷き込みますので、こうやってめくっておくわけです。
端部に水切りを取り付けると、ルーフィングをきちんと上から重ねて貼り付けます。
他の2方は取り付けが終わったところ。
次は軒先部分です。
左手に拡大した水切りが見えますか?
鼻先は水がちゃんと切れるように、垂を作って水切りとします。
雨水がつたって中に入ると困りますから。
ちなみにこの水切りの裏側(野地板裏)も板金加工がされています。
さて、
室内の様子も少し。
リビング周りの様子もよく分かる様になっています。
奥の掃き出しは、デッキへの出入り口になります。
また、リビングは上部へも広がっています。
ダイニングからの様子も一枚入れておきます。
正面に紙で巻かれているのが化粧の大黒柱(丸柱)で、目の前がダイニング
スペースです。
最後に床下の給水ヘッダーを。
引き込まれた給水管(白い筒の部分)から、各蛇口へとつながれた青いパイプが
見えますね。
ヘッダー方式と呼びますが、このように並列で取り付けることで、使用時に水圧の変化が
少なくなるように作られています。
床下にこんなブルーのパイプがありましたらそれは水道のパイプですよ。
貴方も家の床下でどんな風に配管されているか、機会がありましたら一度見てくださいね。
新しい発見があるかもよ?
連絡事項です。
「丘陵公園のほとりに建つ家」の完成見学会の日程が決まりました。
12月22日(日)です。
ご案内は追って致しますが、直接ご連絡も承ります。
連絡先
奈の町 0744-26-2201