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風薫る初秋の上棟

奈良町の家

進入路が大変狭く、材料は人力で運び込む方法しか選択できない
条件の下、建物の基本フレームとなる棟上を済ませるところまで
たどり着きました。
思えば今年になって7棟目の上棟となります。
今日は真っ青な空にうろこ雲がたなびき、気持ちよい風の吹く日と
なりました。
写真手前に伸びるたくさんの棒は、外壁から伸びる垂木です。
既に面戸と捻り金物は取り付いています。
桁の中程には追っ掛け大栓継ぎの加工も見えます




きれいな空のもと、動き回る大工の姿はカッコイイ!!



建築工事に際して、材料や重機の出入りについて、いろいろな検討を
試みました。 (まあ出来そうな条件があったから悩んだのですが)
最終的に正面の前面道路からの進入にて決定。
敷地の入り口には今回美装を目的とする古民家が建っているために、
この建物の横にある通路を使って進入。
敷地の奥にある空地に住まいとなる新築建物を建てるという訳です。
その通路幅は、1.4m内外。
柱・梁など木材を運び込み、1本ずつ組み上げて手間は大変だった
のでしょう。
建て方は数日前から行っていたようです。
ご苦労様でした。
さて内部の様子です。

1階の茶室廻り



リビング廻り



御幣



外観も少し



お土産にたい焼きを頂き、事務所の皆で頂きました



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