上棟しました

お菓子作りの家
ここ連日、半日以上外に出っ放しの日が続いてまして、
外では連日のこの暑さじゃないですか。
身体にこたえますね~
さて、
この土曜日、無事上棟を終えました。
大工さんを含め職人方の皆さん、ご苦労様でした。
(上棟酒はいつもの吟醸とゆず酒。ゆず酒は奥さんに呑んで頂けると嬉しいなぁ)

建物も綺麗に組みあげられています。
やっぱり腕のいい職人の刻みは気持ちいいですね。

建物全景
垂木ですね。軒が深いので背も大きくなります。
県の認証材を使っています。
含水率、ヤング係数等厳しい検査を受けてきたものを使います。
棟木辺り。朝から住まい手さんが叩き入れたと聞きました。

奈の町では継ぎ手(木材の繋ぎ目の手法)は、そのほとんどが下の二通りで
形成されています。

一つ目は、追っ掛け大栓継ぎ
もう一つは台持ち継ぎ

いずれも複雑な加工を組み合わせて継いでいるもので、
プレカットではちょっと無理。
建築は工務店さんの考え方(プレカットと手刻みをどう使うか)と、
大工さんの腕(高い技術があるかどうか)に左右されるんですね。
プレカットが標準と言うのは…うちの事務所では無理かな。
ある意味、設計にもそれは当てはまっています。
予算が無いからと言って手抜きやローコストを常に行っていると、
いざ本気で設計と言っても残念ながら出来ないところ。
いつも本気じゃないといけないんだ。

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