同じデザインかい?

80年の時間(とき)を守る家

今回は「不思議な一致」の話です。
下の写真は、この6月初めに奈良公園へ遊びに行った際、
歩きがてらに撮った一枚。
(カメラ片手にあっち行ったりこっち行ったり。これは私の趣味です)


白い壁に二枚の板戸、この両サイドの建具は内側へ動く訳だけど、
いずれにしても片方しか開けられないよな・・・一体どうやって使うのだろう。
でも面白いデザインかも。(カシャッ)
現場の写真を見て、ふと思い出した納戸の建具。
正面の壁がそれ。

納戸


なんか似てません?


この形状は今回のリフォームで新たに造ったもので、以前は三枚の
引き違い建具でした。
工事中に中央の壁が手前から後ろへとデザインが決まりました。
両サイドが板戸(舞良戸)で間の壁が漆喰という同じデザインの構成。
屋外と屋内の違いはあれど、建具の動く方向も全く同じもの。
別に意識した訳ではないんですよ(笑)。
そもそも時期が全く違いますから。
不思議。
現場は畳を敷き始めています。


畳はそのままで、以前の敷居を削って戻しましたので敷居周りに
隙間が出るだろうなと言っておりましたが、実際にはめ込むと・・・
畳が大きくて入らない・・・
なんで???


新畳はピッタリ入りますが、表換えを行った物だけが入らない。
うーーーん、、、。
畳サイズの調整が必要だ。
(この日は畳屋さんに遅くまでかかってサイズの調整をして敷き込んで
いただきました)

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