吹き抜けホールの手すり

実家の山の木を使って建てた家

現場は家具の取り付けや細部の仕上げに掛かっています。
たとえば、階段の手すり。

例によって天端に乗せる材は、”丸棒”ではなく、変形楕円の
形状なので、柱に取り付けるにはその形状と同じ形状の
穴が必要になります。
(丸ならば同径のドリルで穴を開けるだけですからね)
製作した手すりの端を少しだけカットして、これを柱に当て
その通りの形にノミで穴を掘り、そこへ棒を差し込む。
言葉で言えば簡単だけれど、彫るのは大変なんです。



これはその手すりの棒を支える柱。
真ん中で支えるものや、壁に取り付くものです。
丁寧な加工をしています。
あ、ちなみにこれから端部の仕上げをするんだとか。
さわり心地の良いようにお願いします。
次はご主人のデスクに使う杉のテーブル天板。

もともと4mの丸太から採ったものなので長さ3.5mの壁の
端から端まで余裕で使えます。
これはご実家の山から降ろしてきたものの一枚。
大きな杉の丸太から一番良いところをスライスしたもので、
ほとんどが赤みの無地の一枚板。
難点といえば、杉というところ。
軟らかい素材ですので傷はご了承済。
それよりご実家の木を使ったことに意味があるんだ、うん。
(傷がひどいときは、鉋を掛ければ一発で綺麗になるってのも
無垢ならではですから。)
最後に洗面台を。

天板に真っ白のタイルを使いました。
立ち上がり部は、半透明のガラスモザイクタイルです。
清潔感があって、いい感じに仕上がっています。
そういえば大工さん、ここで結構悩んでたなぁ・・・
とても綺麗に仕上がってますよ。
このお住まいは8月の21日に完成見学会を行います。
募集につきましては、すでに終了しています。
参加申し込み、有難うございました。

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