基礎コンクリートの打設と・・・

基礎の配筋検査を終えた翌日、現場ではベースの
コンクリート打設をおこないました。
その後、型枠を外さずに次は立ち上がり部分の検査に
なります。(コンクリートの存置期間が必要)

7/25日、現地にて確認。
それらの詳しい説明をしますね。


一部かぶりの取れない部分がありましたので、
出来上がった型枠ではありますが、それを外して
手直しを願いました。
それ以外は問題なくOK
(綺麗にそろっているでしょ?)

翌日、コンクリートの打設です。
打設の日はやはり暑く、時間の無い中で大変だった
そうですが、お昼休みに伺った際にはすっかり完了
しており、職人さんが車の中でお昼寝中。

小さなことですが、少しだけ解説を。
フーチング部(コンクリート立上がり部分)に1cm程の
棒(アンカーボルトと言います)が立っていますね。

これはコンクリートの上に敷かれた土台が浮き上がる
のを抑える金物です。
このボルトの設置は二通りあります。
一つは写真にあるとおり、木枠もしくはセット金物で
固定してコンクリートを打設するもの。
もう一つはコンクリートを打設してから、少し硬化を
待って上からアンカーボルトを刺し沈めるやり方が
あります。(田植え式)
当然、固定して打設することが基本です。
田植え式は安易で低コストなのですが、ボルトの沈みが
安定しないことや、沈める際に押し込むのでしっかりとした
定着(コンクリートと一体化しない)しないなどの問題点が
あります。(奈の町はハナからNGです)
もし、皆さんがそんな場面を見るチャンスがあれば、
注意して見ていて下さい。
ちなみにアンカーボルトのピッチ(間隔)は、1.8m以下が
望ましく、土台の継ぎ手(二本を継いでいる所)の押さえ
側には必ず必要です。
少しだけ、うんちくでした。
打設完了

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