実家をリフォームして子世帯が暮らす家 第2回

今日は天気も良く、久しぶりに暖かい日になりました。
馬見丘陵公園の梅たちもたくさんの花が開いていて、近くを通ると
春の香りがします。

先日の雪の日が今期の寒さのピークだったのでしょうか。
暖かい春が待ち遠しいですね。

さて、

第1回でご紹介致しましたのが昨年の7月。
もう、半年も過ぎたことになりますね。

現場は内部の解体に始まり、床下の土台・大引きからすべてやり替えました。
壁もALCむき出しまで撤去し、新たに壁を設置しました。

その後、断熱工事、間仕切り、天井下地、そして仕上げ工事と順に進み、
年も明けた1月の末に本工事が粗方終えることになりました。

そこで完成までの工事の様子を、工事の順にご紹介したいと思います。

 

と、その前に完成予定の3Dをご紹介した方が分かり易いですよね。

まず外観です。

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次はメインのリビングです。

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既存住宅は、築30年の鉄骨造2回建て。外壁はALC張り。
今回のリフォームの目的は、『実家をリフォームして子世帯が暮らす家』です。
まず整理しておきます。
リフォームについてですが、工事の概要と目的はこうです。

○ 30年前の住まいなので、断熱性、気密性が大変低く冷暖房効果が低いのでこれを改善する。
○ LDKが北側にあり、日当たりのよい場所が有効に使われていないのでリビングの位置を変更。
○ 和室二間続きの部屋は必要なく、来客用の個室(和室)のみとする。
○ 広々とした空間でオープンなキッチンとダイニングをとる。
○ 寒いお手洗いをタイル張りから暖かなものにする。
○ 大量の靴が入る下駄箱のある玄関にするとともに、ドアも木製に変える。

早速ですが、現況の様子を見ていただきます。

外観

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玄関前 (これも以前、私が深い玄関庇回りとホールをリフォーム設計しました)

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玄関とドア周りの壁のタイルは30年前のままです。
今回はここも変更します。

内部です。

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北側のLDKです。
ここはキッチンと予備室の和室へと変わります。

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二間続きの和室です。
ここは、ゆったりとした空間のリビングへと変更します。
また、隣の和室はダイニングへと予定しています。

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水を流して床が洗えるお手洗い。
ここは当時のままです。
今回はドアを片引きに変更することと共に、暖かい雰囲気のお手洗いへ変更します。

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洋風の玄関です。
壁には建材が張られていますが、今回は漆喰を塗る壁と、大型の下駄箱を設置します。
玄関ドアもアルミから木製へと変更します。

 

さて、どの様に変わりますでしょうか。
次回は解体から始まります。

 

浅野勝義/奈の町

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