断熱工事(1回目)

今井町の家

「20日21日に断熱工事を予定しています」
と現場で聞かせて頂いていたのですが、朝現場の監督さんと電話で
話をすると、
「今日、段取りが着いたので一回目の断熱工事に来てもらってます」
と返事が。
ここのところ、二物件ほど断熱工事に立ち会い出来ていない事もあって、
急遽段取りをして現地に伺う事にしました。

実際の施工している様子




黒っぽい所(穴)からホースを差し込み奥へ奥へと吹き込んで行き、
中がパンパンに膨らむまで充填します。
職人さんの顔は天花粉? を付けたような粉だらけ


今回の断熱範囲は、大屋根と小屋梁から上の壁、そして浴室壁等。
特に大屋根の断熱は見て置きたいのでその辺りを確認します。
新築建物について屋根と壁の断熱は、セルロースファイバーによる
内断熱を採用しています。(床・基礎部は基礎断熱)
何故、セルロースなのか?
その理由は今まで何度か書いていますよね。
ここ 
ここ 
ここ 
まあ気になる部分(桁と垂木の取り合い)を含め、建物の気密性と断熱性が
しっかり確保され、なお且つ外部仕上げに自由性が確保できるところでしょうか。
なんだかんだと言いながら、現在はこの断熱方法がベストではないかと
思っています。
今回はセルロース会社の好意で屋根の吹き込み厚さを設計指定の185mm
から300mm以上充填してくれることになりました。
この厚さは次世代省エネルギー基準によると、Ⅳ地域の施工厚さ140mm
に対して二倍以上の断熱性能があることになります。
すごーい!!
断熱の厚さはこのシートから屋根裏の野地板までがそれになります。




一番高い棟の部分はこんな感じ



吹き抜け天井部分はこんな感じになります。
この上に天井板を貼って行きます。



一番奥の三角になる部分は、この中すべて充填して頂きます。
(この手法はほとんどの現場で行われています)
1階ではこれから吹き込むセルロースのパックが山のように積まれていますね。



次回の施工は1階、2階の壁になります。

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