現場監理(階段)

子供たちの成長を見守る家
小雨が降ったりやんだりの現場では着々と工事が進んでいます。
今日の目玉は階段。
45mmのヒノキ一枚板の段板が「まな板のコイ状態」で下地の上に
乗せられ、どちらを前面に廻そうかと検討しています。

板材は全て無地。美しい…

例によって階段設置後の乾燥による反りや隙を抑えるために、
段板の剥ぎ(二枚以上を貼りあわせすること)部分には裏側からの
ボルト引きが行われています。
面倒ですが大工のこだわりなんでしょうね。
今日は外部の下塗りが行われていました。
何気なく見ていますと外壁に櫛目模様が見えます。
下地ですからデザインする必要もなく、もしかしたら定着面の
増加のため…?

左官屋さんがいたので尋ねてみると、
やはり上塗り材との定着面を増やすための作業だとか。
木ゴテで均すことはありますが、櫛目をわざわざ作るなんて
面倒なことをするとはビックリ。
確かに割れやはがれなどを考えると定着面を増やすことで
抑えることは左官の仕事だけでなく、例えば家具の製作など
でも当然行っています。
左官屋さんがそれをするのか…
疑い深い私は裏手にも回ってみてみましたが、やはり全ての
面において櫛目が施されていました。

うーん、やりますなぁ。

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