設計コンセプトと計画案

公園を見渡す家

設計に取り掛かり始めた住まいですが、
敷地の北側に広い道路を隔てて大きな近隣公園に面しています。



大きな空と、多くの緑が目の前に広がる住まいを
どの様に計画するかがこの住まいのポイントです。


窓から見えるこの景色は、四季の移り変わりを毎日感じる事ができます。
で、1階にこの景色を取り入れる開口部を設けると、道路を歩く人や車と視線が
重なってしまいます。
そこで私はこの景色を、毎日上り下りする階段から見えるパノラマとして
組み込んで見たいと考えました。
晴れ渡る空、しとしと降る雨、桜の花が咲く日、風の吹き渡る日、雪の舞う日、
そして木々の葉の緑の様子等など。
そんな季節の変化を一日の始まりである朝、寝室から1階に下りるときに
感じてもらえる場所がそこに欲しいなと。
その為には道路を歩く人や車から見えることの無い配慮も必要ですし、
窓の前で外の景色に少し見とれて座れる場所も欲しいかもしれません。
細かい寸法を詰めるには、もう少し細部の設計とスケッチが必要になりますが、
それを考えるのも楽しみでもあります。
模型を造りましたので、これから検討したいと思っています。



また、
どこかに二上山を見ることの出来る小さな窓も欲しいなぁ。

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