ヒノキのフローリングが張られています。

現地に搬入されたフローリングが張り始めました。

材料は、吉野産のヒノキで材料寸法は、105x15x3,000の無地グレードを選びました。

ヒノキのフローリング

材料の貼り方は、下地の根太と直行するため根太の流れ方向で決まります。
今回は3室を一つの空間へと繋ぎますので、1室が根太方向が違ってい多ため、下地の大引の掛ける方向から遣り替えました。

張り初めの様子。材料を並べて配置を確認しています。

フローリングを並べています。床と壁の取り合い部を見るときちんと壁の方が床より先行しているのが分かります

張り始めると、とっても綺麗にヒノキで床が埋まります。

今回は、外壁の断熱工事と同時に、開口部のサッシも取り替えます。

欄間付きのサッシが3連並んでいます

以前のサッシは、高さが2400mmあるのですが、1800mm+ランマで構成されていました。
間口1間半の大開口の窓がいくつも並んでいます。

住まい手さんはこの大開口の明るさが気に入って購入を決めたとのことです。
更に開口を増やしたいとの要望を叶える計画です。

今回は天井まで一枚の引き違いサッシに変更しました。
障子1枚の重さは65kgだそうで。中々重量級です。

サッシの交換方法は、外壁に取り付いている既存のサッシの間際部分をカッターで切り取り、サッシを取り外します。 

モルタル下地のバラ板まで外しました
サッシを取り外したところ
新たにサッシが取り付けられました

その後、新しい一体型の複層サッシを取り付けます。
新しいサッシは、複層のLow-Eガラスで構成されています。

今回のリノベーションの住宅性能は、断熱等級を床・壁・天井とも等級4で設計しています。

外壁の土壁部分は、外断熱と内断熱を場所毎に使い分けており、外壁をやりかえる部分は外断熱で改修しています。
また、外壁をやりかえしない部分は内断熱を採用し、柱の内側面に85mmのグラスウールを充填します。
写真は、外壁の遣り替え部分に外断熱用のQ1ボードを貼った状態です。
まだ仮取り付け状態で、確定時に断熱材の継ぎ手部分とサッシ枠周りに気密テープを貼って、上から通気層の縦同縁を取り付けて、外壁仕上げにヒノキを張って仕上げます。

外壁の下地写真

銀色に光っている部分がアキレスQ1ボードです

この後は、天井の下地を造り始めます。
天井の次は壁を造れば室内の空間は完成します。

次回は家具の打ち合わせを予定しています。
ではまた次回にて。

浅野勝義/奈の町

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