■ 創建: 735年聖武天皇天皇
■ 拝観時間: 9:00 – 17:00
■ 電話: 0742-22-6287
■ 駐車場 有(無料?)
■ 拝観料: 400円(9/20-11/10は500円)
■ 近鉄「奈良駅」から、奈良交通バス「青山住宅方面行き」で7分、般若寺下車すぐ
■ 拝観時間: 9:00 – 17:00
■ 電話: 0742-22-6287
■ 駐車場 有(無料?)
■ 拝観料: 400円(9/20-11/10は500円)
■ 近鉄「奈良駅」から、奈良交通バス「青山住宅方面行き」で7分、般若寺下車すぐ
西国薬師3番札所、関西花の寺第17番札所、 「コスモスのお寺」として有名な般若寺をご紹介します。私が伺ったのは、2008年の9月末頃。 そこはコスモスの中に浮かぶお寺でした・・・まずお寺の起こりから。
天平7年(735年)、聖武天皇が平城京の鬼門を守るため、 『大般若経』を基壇に納め、塔を建てたのがこのお寺の起こり。
その後平安の頃は千人もの学僧が集まる寺院でしたが、1180年の 平家の南都攻めにあい、伽藍は焼失。
鎌倉期になって廃墟の中から十三重石宝塔をはじめ伽藍の再建を 行われ復興。中でも西大寺の叡尊上人により文殊菩薩が祀られ、 信仰の中心となりました。
天平7年(735年)、聖武天皇が平城京の鬼門を守るため、 『大般若経』を基壇に納め、塔を建てたのがこのお寺の起こり。
その後平安の頃は千人もの学僧が集まる寺院でしたが、1180年の 平家の南都攻めにあい、伽藍は焼失。
鎌倉期になって廃墟の中から十三重石宝塔をはじめ伽藍の再建を 行われ復興。中でも西大寺の叡尊上人により文殊菩薩が祀られ、 信仰の中心となりました。
東大寺から京都を結ぶ旧街道を北へ車で走らせて10分あまり、 すぐに般若寺への看板が目に入ります。般若寺は旧街道より一本西側にこの寺の正面である楼門があります。 入り口は楼門の北側に駐車場と一緒にあります。
入口付近の石仏
![IMG_4805s](http://asanokatsuyoshi.com/wp-content/uploads/2009/09/IMG_4805s.jpg)
入ってすぐに驚くのはお寺の中いたる所にコスモスが咲いており、 本堂はコスモスに浮かんでいるよう。
コスモスの丈は1mを超しているものばかり。
![IMG_4821s](http://asanokatsuyoshi.com/wp-content/uploads/2009/09/IMG_4821s.jpg)
そのコスモスの中で一際目を引くのは、十三重石宝塔ですね。
高さ12.6Mもあり、この石塔は我が国最大級のものだとか。
![IMG_4809s](http://asanokatsuyoshi.com/wp-content/uploads/2009/09/IMG_4809s.jpg)
十三重石宝塔の東側には薬師如来様がお座りになってられます。
資料を見ると、下方の方石に、薬師・阿弥陀・釈迦・弥勒の四仏が 彫刻されているらしい。 私は気がつきませんでした。
コスモスの中には不動明王さんも南を向いて睨んでられました。
![IMG_4828s](http://asanokatsuyoshi.com/wp-content/uploads/2009/09/IMG_4828s.jpg)
本堂は1667年の再建。(奈良県指定文化財)
五間四戸の木造瓦葺き入母屋造り。
![般若寺](http://asanokatsuyoshi.com/wp-content/uploads/2009/09/IMG_4849s.jpg)
中に収められています文殊菩薩像が御本尊です。
じっくり見せて頂きましたが、お姿が慶派の雰囲気を持ってられる と思い調べてみますと、康俊 康成の作であることが分かりました。
文殊菩薩は獅子の上に乗ってられるのが、真近で見ることができます。
庭のコスモスの道の先には、楼門が建っています。 寺の西に面する楼門で、国宝指定。 入母屋造本瓦葺きの楼門(2階建て)で、鎌倉時代(13世紀後半)に建立 されたもの。 軒が深いのがよくわかりますね。
![般若寺](http://asanokatsuyoshi.com/wp-content/uploads/2009/09/IMG_4844s.jpg)
京街道から門を見ると、門の向こうに十三重石宝塔が映ります。
このショットは有名らしいです。