こんにちは、建築家 × 住宅コンサルタントの浅野勝義です。
私は住宅設計を手がけていましたが、設計のみを受注するのではなく、「それぞれ住まい手に合った住宅」を提案する方法がないかと考えるようになりました。これが住宅コンサルティング業務へと発展することになります。
「それぞれ住まい手に合った住宅」には、あえて家を建てないという選択肢も含まれます。
これは例えば、予算が限られている住まい手に対して、無理に土地を買って家を建てるよりも、他の選択肢を提示することを意味します。
具体的な例を挙げると、親世帯の近くに土地を購入し、家を建てたいと相談があった住まい手さんがいました。しかし予算が限られており、土地代を払った後に家を建てる費用は非常に限られてしまいます。そこで私から提案したのは、親世帯と子世帯が協力するアイデアでした。
結果として、子世帯は新たな土地を購入せずに親世帯の家を改修し、親世帯はコンパクトな家に移るという提案を行いました。これにより、子世帯は大きなローンを組むことなく、親世帯はこれまで利用していなかった住まいを有効活用することができました。
同居というのは一見ありがちな提案ですが、実際には、土地を購入しないことの利点に対して建物の規模が大きくなるというデメリットがあります。また、家族間のトラブルが増える可能性もあります。
住宅コンサルタントの役割は、住まい手さんの状況を理解した上で、条件に合った提案をすることです。そのために、私は建築士の知識だけでなく、融資や税金、不動産、経済についても学び、マンションについても深く研究しました。
現在は、コンサルティングから始めるようにしています。
話を聞かせて頂いた後に、家づくりに最適な進め方を提案し、そして私がどのようなサポートをできるかをお知らせしています。
有料の住宅相談を行っていますが、当社のサポート業務を押し付けることはありません。
住まい手がそれぞれの住宅に関する課題を抱えており、それをどのように克服していくかを考えながら、お話を聞かせていただいています。
建築家×住宅コンサルタント
浅野勝義
- 経歴
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大阪工業大学建築学科卒業後、設計事務所にて勤務。
26歳で大阪で建築設計事務所を独立。
2002年事務所を大阪から奈良に移転し、法人を設立。
受注を個人のみとし、住宅設計専門とする。
現在まで100件以上、住まい手さんから直接受注の設計監理を経験しています。
奈の町HPの「設計実例」です。 - 資格
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- 一級建築士
- 宅地建物取引士
- 2級ファイナンシャルプランナー技能士
- 木造耐震改修技術者/木造耐震診断資格者
- 奈良まほろばソムリエ検定 奈良通2級
- 役職
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株式会社 奈の町 代表取締役
- 趣味
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オーディオ
- 住所
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奈良県北葛城郡広陵町三吉478-2
笠ハリサキ線沿い - 営業時間
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AM10:00 ~ PM5:00
- 定休日
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毎週水曜日
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