浅野勝義[一級建築士・宅地建物取引士・2級FP技能士]が住宅設計30年100件以上のスキルや経験を、建築や不動産、資金計画など発信しています。バイヤーズエージェントとしても活躍中!

住宅コンサルティング

住宅コンサルティング


住宅コンサルタントが、
建築や不動産について豊富な経験と深い知識をもとに問題の解決策を提示します。


◆はじめに

建築家として「住宅設計,監理」を行なっていた私がなぜ「住宅コンサルティング」をしようと思ったのか。

『一級建築士事務所 奈の町』では、設計を始める前に住宅相談から始めます。
なぜ家が欲しいのか、なぜ設計事務所に依頼しようと思ったのか、などから始まり
住まいについての考えの方や、困っていることなどお聞きします。
その内容は本当に様々で同じパターンというのは無いものなんですね。

土地に関していえば、設計事務所に依頼しようと考えている方は、
新しい分譲地に家を建てる方は少なく、景観が良いとか、古い町並みが良いとか、
普通に建築することに問題がある敷地が多数あリました。

◆市街化調整区域内の土地

建てられない、建て替えできない土地があります。
そして、条件が満足すれば建築が可能な土地(または物件)があります。
(建築可能であっても条件で住まい手の希望する建物が建てられない場合もあります。)
それらの条件をクリアするのはとっても簡単ではないのです。
難易度とプレッシャー(お金を払う住まい手さんの想い)が肩に掛かりますから。

土砂災害警戒区域による移転許可
法以前の建物による建て替え許可
農家住宅による建て替え

どうしようもない理由で頓挫する可能性もあります。
もちろん住まい手さんの協力は不可欠です。
一つ一つ絡み合った紐を解いてゆく・・・そんな作業が続く訳で。
まあ、そこが面白いのかもしれません。
住宅を設計することも楽しいのですが、このような問題の解決をするのも嬉しいものです。
住まい手さんの問題を解決して住まいができた時の満足感は、家づくりとはまた違います。

◆では実際にあった事例を一つご紹介します

ある住まい手さんから、
『税理士さんに相談しましたら、農家住宅なら市街化調整区域でも建てられると聞きました。
現在の住まいを自分達の家へと建て替えしてほしいのです。』
とご依頼がありました。

建て替えは難しそうと思いつつ、住まいを建て替えて欲しいという気持ちは十分伝わりました。
依頼をお請けする以上、先ずは徹底して調べる事から始めます。

敷地は市街化調整区域内。敷地の周りには住宅が建ち並んでいる一角にあります。
市街化調整区域内での建て替えは簡単ではありません。 特に今回建てられる住まい手さんは
農家でもありません。農家でなければ建てられる要因にはなりません。

現建物の今までの経過はこうです。
この住まいは中古住宅で購入されており、以前の持ち主は農家の方の妹さんだったという情報。
既にご夫婦とも他界されており、連絡はつきませんのでその証明は不明です。

そこで、現地の建物について調査を始めました。
敷地は昭和47年に分筆、昭和48年に当時の所有者が建築確認をとって建て、その後昭和56年に
2階部分を増築されています。増築の申請者は以前の所有者のご主人でした。
建物はほぼ申請通りに建てられており、都市計画法上適法だと言えそうです。

調査の結果、当初建てられた建物の申請者は農家であった方で、この方の農家住宅として
申請・建築されたことが分かりました。
以前の所有者は、この農家の方のご親族で当時同居していたとの事ですが、関係者の方々は
皆さん他界されておりますので、これもまた証明は出来ません。

当方は土地が分筆された経過を閉鎖謄本をはじめから辿り調査を行いました。
そして土地の変遷経過や田畑の所有地、当時の航空写真等での証明、土地の系譜の作成、以前
の所有者親族の家系図などを作成して、その方が実際に暮らし生活していることを証明する事で、
都市計画法第43条建築許可申請を行い、ようやく建築許可を収得しました。

敷地が申請書と異なっていたり、関係者が他界していたりと大変ではありましたが、
無事住まい手さんの住まいを完成させることが出来、住まい手さんにも喜んでいただきました。
この様な証明や許可手続きは一般の方では難しいと思います。閉鎖謄本や昔の公図の読解さえ
難しいのではないかと思います。 また、建築士であれば分かるという分野でもありません。
若い頃から土地の調査や不動産売買に立ち会ってきた経験や、開発許可申請等の経験も生きている
のかもしれませんね。

土地は様々な条件が複合的に重なっています。
絡み合った複雑な条件を一つ一つ解くことで建築が可能になる場合もあります。
今回がそのケースですが、その解き方にも経験が必要です。

◆私の住宅コンサルティングでは

事例の建築許可の件は、沢山経験してきたほんの一例です。
実際に住宅・不動産の悩みや問題は数多くあります。
そして、それらを解決できる人がとても少ないというのも、住まい手さんに言われて知りました。

これら住宅や不動産の悩みや問題を、私が住宅設計を受注しなくても、
今までの経験やノウハウをいかして、家を建てたいが何かの問題があって建つことが難しい方に、
アドバイスや問題を解決する住宅コンサルティングだけでも、やりたいと思いました。
問題解決して住まい手さんに喜んでいただける仕事も楽しいのです。

〖住宅コンサルタント〗

住まいや不動産で困っている方へ。
問題解決のアドバイス、または解決する為最適なメニューをご提案し業務を行います。

まずは『住宅相談窓口』からお問合せください。
浅野勝義/奈の町