“当麻の家”の金物検査を行いました
台風が過ぎ、晴天とはいかないでしたが
気持ちよい一日になりました。
監理にはもってこいの日和ですね。
現場から見える二上山はいつもながら美しいです。
この家の各窓からはこの景色が毎日見えるんです。
まぁ、見えるように設計したんですが、いつ見てもこの景色は
いいですねぇ。羨ましい限り。
本日はホールダウン、筋かい、プレート金物、アンカーボルト
関係の取り付け確認検査を行いました。
土曜日だったということもあって、住まい手さんも一緒に
参加していただきました。
後日、検査機構さんにも中間検査していただきますが、
どこが大切で、地震時にどこに負担がかかるのか、
一番知っているのが私なので、私が検査を行うのが一番です。
検査項目は
1,ホールタウンのボルト数とねじ山
位置等の打ち合わせはしょっちゅう現場にいますから打ち合わせ済み
で、ボルト数を確認すると不足している箇所が見受けられました。
2,筋かいの位置、方向、金物、ビスの数
以前二本の筋交いをホールダウンボルトのために欠き込みがありました
ので、その筋かいは有効分のみとし、新たに計算を行って補足の筋交い
を追加していただきました。
3,その他の補強金物
断面欠損のあるものや、計算により引き抜きのかかる柱は、その指定
金物以上の耐力を持つものを取り付ける必要があります。
今回取り付けされているものは、事前に資料と耐力値を確認済のもの
を使用しています。
追加した筋交いの補強用に数か所追加願いました。
4,その他アンカーボルト等
土台を抑えているアンカーボルトのねじ山量をチェックします。
基礎立ち上げの検査時に、アンカーボルトは固定で止めているのですが
やはり何かの支障で沈み込んでいるものがありました。
手直しをお願いしています。
検査後、気密試験について多少お話しいたしました。
結構、気密施工については大工さんも気を使っていただいてるようで、
細かいポイントの質問が出ました。
これならきっと検査はいい数字が出て、合格するんじゃないかな?
(合格の判断は私が行います)
さて、もうひと頑張り、
宜しくお願いしますね。
外観:合板下地が見えています。
この大きな窓は階段踊り場。この家はパノラマビューがあちこちの
場所から見ることができますが、この場所からの眺めが一番Good!
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ご参加どうぞ。
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