築80年の古民家の改装工事の着手となりました。
建物は水廻りブロックの減築を行いますが、増築はありません。
建物は四間取り土間付きの一般的な民家です。
当時はしっかりとした大工さんが建てた事を伺わせる住まいで、
この後、息子さんの代までしっかり使って行きたいことから
この計画が始まりました。
懐かしい玄関ですね。
昔はどこにでもありました。
昔はどこにでもありました。
事の発端は、住まい手でもあるお母さんが、気持ちよく暮らしたい
という目的から始まったものです。
3.40年前、当時浴室周りと御手洗いのブロックを増築しました。
それは母屋から直接行けるように中庭へ突出する建物を造ったという事で、
明るく広い庭は完全に分離。
このブロックが出来たことで、折角の明るい庭から入る明りが
閉ざされ、中の間が暗くなってしまった。もちろん風通しも。
撤去するならその水廻りを何処へ持ってくるのか。
これを改善する事がメインテーマ。
その他に、
○母屋と別棟を繋ぐ納戸の床がグズグズ状態。
○夏は涼しいが冬の寒さを何とかしたい。
○母屋全体の耐震補強
○その他
愉しく生活できる為の改装工事。
中庭の再生と快適な住環境を確保するために、工事スタートです。
味わいある玄関。
この玄関扉も床も美しく使いやすく変わりますよ。
南面の中の間。
この先に水廻りがありますが、本来はこの先に中庭がありました。
母屋と別棟を繋ぐ納戸
ここの床は湿気を吸ってグズグズになっています。
水が入らないように、しっかりとした基礎を造らないといけません。
さて、
これから改修工事に入ります。